書籍紹介
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、
思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
主人公が一部記憶が無いところから物語は、はじまる。
何故 自分はその一番大切な記憶をなくしてしまったのか
解明しながら、自分の周りに起きる不可解な謎を解いていく。
記憶を無くした上に
周りで起こる怪しい出来事。
なんで?
どうして?
あれは誰?
あの人はどこに行ってしまったの?
何故こうなるの?
?????に 引きずられ
先を知りたくて、 一気に読めてしまいます。
(お陰で寝不足・・・)
そして、最後の意外な結末。
そして分かったことは 彼女がこの世に残した未練?
この物語のポイントは 怨念?
オカルト小説ではありません
でも、良く考えると この物語のポイント
『 目 』から始まる 生きたい! が
このようなことになったのでしょうか・・・?
ある意味 とても怖いです。
最初のプロローグ。
最後に もう一度読み直してみると
亡くなった 彼女の生きたい!から
すべてが始まったような気がします。
交通事故の被害者と加害者がテーマになっているということもあり、
真相が明らかになっても、やるせなさが残ります。
そして、彼女のこの世に残したものが あまりにも残酷ですよね。
読み終わって見たら 表紙の意味が分かりました。
なるほど・・・
は、3つということで
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