私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

★  山形スクリーム  ★

2009-08-29 | 映画

あらすじ
美香代(成海璃子)が所属する歴史研究会の女子高生たちは、
落ち武者伝説が伝わる山形県の御釈か部村(おしゃかべむら)に
研修合宿に向かう。
東京から来た彼女たちは村をあげての歓迎を受け、
そのイベント式典で“スーパーほこら”施工式が行われた。
しかしこれにより、800年にわたり封印されていた
落ち武者の呪いが解かれてしまい……。
                シネマトゥデイ

なんだか 笑いたい気分でこの映画を見に行きました。

竹中直人の監督6作目となるホラー・コメディー。
と あるし
出演者が 豪華キャスト

成海璃子ちゃんに、沢村一樹、AKIRA (EXILE)、
温水洋一、荻野目慶子、篠原ともえ
赤井英和、石橋蓮司、デビット伊東
クリスタル・ケイ、由紀さおり・・・

期待で行ってしまったせいだったんでしょうか

笑えるところが見つけられず

どこで笑うのかなぁ・・・ って
考えているうちに 終わってしまいました

ぎょいぎょい と言いながら ゾンビは出てくるし、
女子高生は きゃーきゃー言うだけだし

ホラーなんだか 笑わせたいのか?
で、どちらも中途半端な気がしました。

映画を観ながら
お金かかってる映画なんだろうな~・・・
なんて事を考えながら観ていた映画だったので

は2つと半分 ってところで・・・

『  造花の蜜  』 連城 三紀彦

2009-08-14 | 小説

 造花の蜜はどんな妖しい香りを放つのだろうか…

二月末日に発生した誘拐事件で、
香奈子が一番大きな恐怖に駆られたのは・・・

それより数十分前、八王子に向かう車の中で事件を察知した瞬間でもなければ、
二時間後 犯人からの最初の連絡を家の電話で受けとった時でもなく、
幼稚園の玄関前で担任の高橋が
こう言いだした瞬間だった。

「だって、私、お母さんに…あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」。
それは、この誘拐事件のほんの序幕にすぎなかった―。


展開が凄すぎて びっくりでした。

息子の圭太が蜂にさされたから・・・ と誘拐が始まる。

そして身代金を欲しいのか欲しくないか? 
の、誘拐犯からの電話。

そして渋谷のスクランブル交差点の真ん中での身代金の受け渡し
誰が味方なのか 敵なのか・・・?

挙げ句の果ては 誰が誘拐されているのか?
誰が本当の犯人なのか・・・?
で、クライマックスに繋がっていく。

あり得ないような誘拐・・・

最後はそうだったんだぁ・・・で終わりたかった。

あの、最後のおまけのようにあった一文
あれは 無かった方が良かったのでは・・・
と、思えたのは わたしだけ・・・

思いもつかなかったストーリーの展開だったので

 っていうところで 








★  G.I.ジョー  ★

2009-08-10 | 映画

あらすじ
世界征服を企む悪の組織“コブラ”が、各地で活動を活発化させる1990年代。
あらゆるものを破壊する威力を持つ最強兵器ナノマイトが
コブラ一味の手に渡ってしまう。
パリのエッフェル塔が破壊されるなど、
コブラの脅威が世界各地を襲う中、
アメリカ政府は世界各地の精鋭を集めた
史上最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に願いを託す。
                      シネマトゥデイ


期待せずに見に行ったせいでしょうか
とにかく テンポも良く
観る者を飽きさせません。

単純に面白かったです。

忍者の戦いもさることながら
バンバン撃ちあっちゃうし

そうそう イ・ビョンホンが忍者役で出演してました。
かっこよかったです。

深く考えないで 
場面場面を楽しめました。

続編ありありの終わりかたですよね。

さてさて 次も面白いかな・・・?

私的には 頭休めにもなったし・・・
というとことろで

 は 4つかな・・・


『 1Q 84  』 村上 春樹

2009-08-01 | 小説

売り切れで、なかなか手に入らなかった『1Q84』

やっと完読。

帯を読んでも なんにも書いてなく
目次を読んでも 意味不明・・・

一体 どんな内容の本なのか
なんの予備知識もなく 真っ新な状態で・・・

やっぱり 村上ワールド。
不思議な本でした。

内容は現実では あり得ないような事態
でも、それぞれの登場人物が
一生懸命に生きてる姿が 凄く 素直に書かれていたように感じました。

一言で言えば・・・
私には 究極の愛の物語? として捉えて読みましたが

読んだ方全員が 愛の物語として捉えないのかもしれません。

何を中心に置いて読むかで
この本に対する感想が 違ってくるのでしょう・・・。

と 私は思います。

ここからは 内容がばれちゃうかも・・・
読まれてない方は 読まないで下さい!

ラストは とても衝撃でした。

まさか 青豆が拳銃を口の中に入れてしまう結末は
想像もしていませんでした

公園で天吾を、あんなに近くに感じることが出来たのに
天吾の青豆を想う気持ちに 気付くこともなく
あまりにも 悲しい結末でした。

でも、天は見捨てなかった?
いいえ 天ではなくリトルピープルが引き合わせてくれた?

天吾にあの時のままの 青豆を・・・。

でも 結局 リトルピープルとは
なんだったんでしょう・・・

私は臭い芝居になっても ハッピーエンドを望みます。

だから この小説は悲しい結末でした。

でも、凄く心惹かれます。

私的には  5つです。