私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

★  ボーン・アルティメイタム ★

2007-11-30 | 映画

記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍するシリーズの第3作。

今作では、ついにボーンの過去が明らかに
そして、衝撃の結末が・・・

第1作、第2作と続いています。
やっぱり、この前作を観てから、最終章のこの作品を観ることが
絶対!お勧め。

1作目は、記憶をを無くした彼が海で浮かんでいるところから始まり
2作目は、記憶が戻らないままだったが恋に落ち、
3作目最終章は、過去が全くなかった自分の記憶を取り戻す
最後をまとめるだけあって 今回のアクションが今までの中で一番最高

とにかく展開が早い 
息つく暇もなく あっ!とい間の2時間

今までに観たアクションの中で一番!
彼の頭の良さ! そして素早い行動力! 正義! 勇気!
すべてがひとつになってCIAと戦っていく。

そして、少しずつ紐解かれる真実・・・

とにかく マット・デイモン がカッコイイ
ダイハードシリーズも良かったが
比べものにならないほど ボーンシリーズは最高!

絶対 お勧めです

これで終わってしまうことが凄く残念でした。

最後は、ニッキー(ジュリア・スタイルズ)が微笑んだ事で、
自分の思った結末で 良かったんだ!って 確認できて安心しました。

私的に、 は5つです。



『 使命と魂のリミット 』 東野 圭吾

2007-11-29 | 小説

医療関係のサスペンス。 期待して読みました。

この作品は、ひねりもなく
素直に書かれた読みやすいものでした。

医者をめざす夕紀。
彼女が中学生の時の父親の突然の手術中の死。
父親と同じ病気で苦しむ人を助けようと心臓外科医をめざす彼女ですが、
目的は、もう一つ・・・。

父親が亡くなった大動脈瘤の名医、西園教授の元で研修を受ける夕紀。
教授は、父の執刀医でもあり、現在は母親の恋人でもありました。

教授と母親に疑惑を抱きながらも
夕紀は、父親と同じ病気の患者の手術をする西園の補佐に
手術室に入る。

その手術を妨害する事件が起こり、
手術中、誰もが諦めるような事態に・・・

しかし、西園教授は最後まで諦めることなく使命を果たす。

使命とは・・・。

夕紀の父親が最後に残した言葉。
『人間は、誰もがその人にしか果たせない使命を持って
 産まれてきている!』

患者がどんな人であれ 医者の使命は命を助けること!
その大切さが とても素直に表現されていたと思いました。

その、患者の命を狙った犯人の辛く悲しい恨み。
誰に その気落ちをぶつけて良いのか分からなくの結果の復讐。

犯人の本当は優しい 
でも 許せない その復讐も切ないものでした。

『誰しもが、使命を持って産まれてきている』
この言葉の意味が、とても深く感じられました。

私は一体、なんの使命を持って産まれてきたのでしょう・・・。

作者の意図するところでは無かったのかもしれませんが
そんなことを考えながら 読み終えました。

 は 3つと半分かな



★ バイオハザードⅢ  ★

2007-11-16 | 映画

シリーズ最終章

巨大企業アンブレラ社が開発したT-ウイルスは世界中に感染を広げ
ついに地上を砂漠化させてしまう。
すべての元凶であるアンブレラ社が 
アリス(ミラ・ジョヴァヴィッチ)のクローン実験を繰り返す一方、
本物のアリスは一人 砂漠に生き残ってアラスカを目指していた。

そんな中、わずかに生き残った一団を
アリスは 驚異的な力で最強の敵 タイラントから救おうとする。

ゾンビがたくさん出てくるので
異常に気持ちが悪いし
ゾンビのパワーが凄いので迫力満点!

こういう映画は好き嫌いがあるかな?

でも 彼女のボヘミアンなファッション
ワイルドに変身した彼女が荒れ果てた砂漠を一人さまよう
何故か かっこよかった

人々を救うべくして戦いながらも
彼女に係わる人他りが大勢死んでいき 
愛する人と結ばれない。

そんな悲しみが 彼女から伝わってくるのは
この残酷な映画の中からでも
切なく感じてしまった。

でも 彼女は 強い!
カッコイイ!

残酷ではあるけど私は好きかも

 は4つと言うところで・・・

『 カシオペアの丘で 』  上  重松清

2007-11-12 | 小説

重松清の 久しぶりの長編小説『カシオペアの丘で』 
上巻、下巻でまとめられている。

しかし、悲しいかな・・・。
私は図書館で借りて読んでいるので 
手元には 上巻しかない・・・
下巻も一緒に予約したにもかかわらず60人ものずれが・・・

5ヶ月間待って、やっと上巻が読めたというのに・・・
なんで60人ものずれが出来てしまったのかが 不明
申し込んだときは10人のずれくらいだったのに・・・
みんな 同時に借りて下巻を返す日が 送れているんでしょうか・・・

2週間の借りていられる期間・・・
わざと ぎりぎりまで読まないで下巻の来る日を待っていましたが
順番が 3人ぐらいしか動かなかった・・・
もう、私も今日までに返さないといけないので
読んでしまいました。

切ない・・・
胸が苦しくなるほど 切ない上巻でした。

この感動を あと3ヶ月くらい保てるのかが心配
下巻だけ買ってしまおうかなぁ・・・
と真剣に悩んでいる私

物語は 北海道のある炭坑が舞台。
炭坑の街として栄えた北都市。
そこで小学4年生だった敏彦、俊介、道子、雄治が
その頃打ち上げられた惑星探査機ボイジャーを見るために、
ある丘へ出かけるところから物語が始まる。

そして、その丘で観たのもは惑星探査機ボイジャーではなく
空いっぱいに 瞬いていた星
そこで4人が誓った事。
大人になったらこの丘に遊園地を作ろう!と・・・
そしてみんなで名付けた名前 カシオペアの丘。

・・・そして
約、30年という歳月が経ち
彼らは大人になっていた。

40年前にあった北都の探鉱であった事件が
大きく成長していく彼らの絆を壊してしまい
何も知らなかったあの頃には もう戻れない。

永遠の別れであったかもしれない4人が
ある事件をきっかけに北都の街で、再会することになる。

俊介は末期の癌で後数ヶ月の命 という悲しみを抱え
敏彦、美智子、雄治が それぞれに
心に、色々な想いを秘め
あの想い出のカシオペアの丘で、
30年ぶりに4人が再会する。

・・・・
とここで上巻が終わり・・・

あり得ない・・・
あと、何ヶ月待てば続きが読めるのでしょう・・・