私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

★ ミス・ポター  ★

2007-09-23 | 映画

ピターラビットの大ファンです。
食器も少しですが大事に持っています。
何よりも コーヒーカップは私のお気に入り。
毎朝 そのカップでコーヒーを飲んでいます。
ピーターラビットの食器に関しては
子供チックとは感じない私です。

その生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いたこの映画は
想像したより とても心打たれるものでした。

1902年、ヴィクトリア王朝時代。
封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど まったく考えられませんでした。
裕福な結婚だけが女の幸せと信じる母親の元で育った彼女ですが、
自由で自立した女性になっていきます。
そして、“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版しました。

イギリスのこの時代の背景、衣装、家具などが
ピーターラビットを生み出してくれたポターに
静かに マッチしているように感じられました。

編集者のノーマンと恋に落ち、身分違いの恋に反対されながらも
恋に突き進みます。
恋に控えめな彼女。
そして、この時代の静かな恋。
でも、想像もしなかった彼との別れ。
見ていて とても辛かったです。
物語ではなく 本当の話なんですよね・・・

そして、湖水地方の美しさを保つために
印税で土地を買い占め、自然保護に力を尽くしながら
一生を終えていきます。

恥ずかしながら 知らないことがたくさんでした。

切ないながらにも 心温まる映画でした。

ポターさんの生き方にも刺激を受け
そして ますます ピーターラビットが大好きになりました。

現実を忘れさせてくれる
癒しの映画ではないでしょうか
は 私的には4つでした



★ HERO ★

2007-09-17 | 映画

楽しみにしていた HIRO 観てきました。

うーーーーん。
なんというか・・・。
面白かったんですけど、
内容も悪くはないんですけど、
映画館で観なくても・・・?
映画にしなくても・・・?
テレビとどこが違うのか・・・?

スクリーンにした意味があんまり感じられなかったのが
私としては残念でした。

内容は キムタクの正義感溢れる行動が
いつものように感じられ
事務所のメンバーの仲間!という意識に
とても心打たれるものは ありました。

弁護側の松本幸四郎さんも とても良い味を出してくれたのが
この映画をより面白くしてくれたものと思います。

今までのHIROがどことなく繋がっていて
綾瀬はるかさん 中井貴一さんが出演してくれたところは
良かったと思いました。

一番の見せ場の法廷シーン
キムタクの緊張感が伝わってくる演技は最高でした。
花岡代議士のアリバイ工作を崩すことなど全く関係ない
『これは 傷害致死事件だ!』と
亡くなった人の彼女の気持ちを第一に考え
報道陣、他国民のみんなが知りたいと思う花岡代議士のアリバイを
無視した形の法廷にしたところが
凄く、久利生検事らしく感動でした。

笑える場面もあり、
ドキドキする緊張感もあり
仲間の連帯感の凄さにも感動し
とても面白かったでした。

でも・・・
映画ならではの場面
スクリーンで是非みたい場面が欲しかったような。

と 勝手な意見・・・

キムタクも格好良かったし
内容は悪くはなかったので
私としては、 3つと半分ってところかな?