鯉キラー

敵地マツダスタジアムでの対広島3連戦第2R



先発した大竹投手の対広島戦通算成績は9試合で7勝

防御率は0.60

敵地マツダスタジアムに限れば5試合で5勝

防御率は更に良くなり0.53と無双状態

マウンド上での自信に満ち溢れた表情は正真正銘の

『鯉キラー』

昨夜の投球も期待しました

立ち上がりから三者凡退を続けました

特に4回の投球が真骨頂

1死から2番打者の1ストライクからの2球目、内角高めの

ストレートの球速が何と 72㌔



※電光掲示板に球速が表示されると球場からどよめきが

超遅球を織り交ぜるクレバーな投球で相手打者が翻弄され

タイミングが合わず凡打の山

舐められているのか？ってイラついた時点で勝負あり

剛速球などの力で捻じ伏せる投球だけではなく、遅球を

織り交ぜることによって、130㌔から140㌔ぐらいの

プロの投手では決して早くないストレートも剛速球に

錯覚してしまい打てなくなってしまう

広島の各打者は速球タイプの投手は得意ですが大竹投手

のような変化球などを織り交ぜて攻めてくる軟投派の

投手は大の苦手の様です

西(勇)投手もそうですが。。。

5回2死まで完全投球となりました

しかし、イレギュラーバウンドを好捕したサード佐藤(輝)

選手の1塁への送球が悪送球となり、打者走者は一気に

2塁へ

続く打者には一塁線を破るライトへのタイムリー3塁打を

浴びてしましましたが、後続は投ゴロに打ち取りピンチを

脱出

突如、ピンチになっても慌てず騒がず落ち着いて処理する

マウンドは流石です

大竹投手は7回97球2安打1失点(自責点0)と今回もキッチリと

『鯉キラー』ぶりを発揮しました



打線は相手先発右腕の力投の前にチャンスを作れど得点に

結びつけられず

2回1死から5番佐藤(輝)選手が123打席ぶりの4号ソロ弾を

ライトスタンドへ

5回に失点の切っ掛けとなる失策を犯した後の6回2死走者

無しから今度はレフトスタンドへ5号ソロ弾で勝ち越しに

成功



まさに自作自演 夏祭り男と言うべきか

注目を浴びるような活躍ぶりでした

その「虎の子の1点」差を守り抜きました

最近は8回が鬼門の回となりつつありますが

2番手のゲラ投手と3番手の桐敷投手で2死からランナーを

出すも左右投手リレーで死守し、9回は4番手の岩崎投手が

危なげなく3者凡退でゲームセット

首位広島に大きな連勝となりました





※ヒーローに拍手



完全にチームが息を吹き返すには敵地での3連勝は必須

苦手の火曜日から木曜日に配置転換され復調気味の本日

先発予定の村上投手の投球に期待したいと思います



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