らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

保久良梅林から六甲山、有馬越え

2013年03月12日 | 六甲山

10日は朝から気温が高く、20℃ほどもあったが昼頃から雨が降り出すという。
その後は急激に気温が下がりわずか3時間で10℃以上低くなるという予報。
かなりの天候激変がこの日、起こるらしい・・・よし。
敢えて、そうなることを承知の上で梅見のあと六甲山頂から有馬越えを選ぶ。
山行中の天候の変化に普段から慣れておくのも、本番への備えになるだろう。


「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀ノ国、栗丹波」と古来から詠われているほど岡本の梅は有名らしい。
保久良梅林は、八分咲きではあったが充分に梅見を楽しむ。
この時、ザックに付けている温度計は19℃。暑い、暑いと言いながら歩く。
空はまだ明るいが雲の動きが異様に早い。


正午過ぎ、雨がポツリポツリ降りはじめる。進行方向は雨雲で真っ暗である。
いつも暑くて蒸れるのが嫌でギリギリまで着ようとしない合羽を早々に着用。
小雨のうちに、風当りの少ない場所でツェルトを張って昼食休憩。
しかし想像以上に天候は激変、外は嵐になり風の音がすごい。
風でなびくツェルトを押さえながら、ごはん作りである。
この時、気温8℃。今度は寒い、寒いといいながらオニオングラタンスープを食べる。
小1時間ほど経過したところで再び、行動開始。少し風がおさまっている。


六甲山頂付近は、強風で折れた木々がかなり見られた。
こんな折れた木が歩いているときに落ちてきたら、と思うと怖い。
そして、山頂では気温は0℃だった。天気予報通り、気温は急降下した。
いつも歩きなれている有馬へつながる魚屋道は、真っ白で違う山に来たようだ。

15時、有馬に下山。
今回は、いつも携行している雨具プラスそれなりの心構えがあったのでとくに問題はなかった。
今後も、本番に備えて天候急変時の的確な状況判断ができるようにしたい。




 


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