台風の影響で今年は気候不順を強調しすぎているようだ。 例年より 極端に涼しいわけではない。 朝晩 「梅雨寒かな?」って感じる程度の今年の初夏である。
木々も若草色や萌葱色 若竹色など様々な緑色で彩られ懸命にエネルギーを発散させている。
日中は「薄暑」 それに夏至の直後である今は「短夜」。
そう いつも通りの6月である。
もう7時だとゆうのにまだ 外は明るい。
最近夜は仕事に感け とゆうか 面倒くさくてどこにも出歩いていない。 そうゆう齢なのかもしれない。
とはいっても たまに美寿々ママにい逢いに行かないと人生の張合いも出ないってもんだ。「今日は何飲もうか」などと思っていると 急に冷たいビールの泡が頭の中でシュワ~っと溢れ出した。
いかん アル中か!?
商店街の歩道脇のイチョウ並木は青嵐によって葉っぱが蝶のように舞っている。今頃の風は初夏の一日分の爽やかなエキスを十分含んで甘く感じるとともに 頬にも心地よく感じる。
いつものように商店街のアーケードから横丁の路地に入る。 煙草屋の角を右に曲がると いつもの『美寿々』の四角い看板灯が目に飛び込んでくる。明るいせいか看板等に灯はまだ入っていない。
引き戸を開け えんじの暖簾をかき分け店内に入る。
奥のカウンターで先客のシャチョーとヤスさんが銚子を酌み交わしながらなにやら話し込んでいる。
「しゅうちゃん いらっしゃい!」
「よっ ママ 相変わらずベッピンしてるね!」
といつものカウンター席に腰を落とす。
「なんだか最近来る日の間隔がどんどん広がっているみたいね どこかで浮気してるんじゃないの?」と横目で睨まれる。
「そんなことないよ どこにも行っていませんよ」
「まあそれを信じて さて何飲もっか」
「それそれ もう頭ん中でビールの妄想が広がっていて 冷たいの頂戴! それとビールには焼き鳥 塩で焼いちゃって!」
「よう しゅう」とシャチョーが右手を上げる。
「どうも なんか辛辣なお話ですか?」
「いや~ こいつが ヤスがな女に振られちまったんだとよ それで落ち込んでやけ酒飲んでたんで 今 説教喰らわしてやったとこだ」
ヤスさんは泣いたらしく目を真っ赤にしている。
「シャチョーよ でも俺本気だったんだ 真剣だったのに 他に男が出来たからって 2年も付き合ったのに”別れましょう”だぜ」
「だからヤスよお さっきから言ってるだろう 縁がなかったんだよ もう忘れろ! 仕事も女も失敗しなきゃあ成長しねえんだ 」
「ヤっさん そりゃあ大変だったな」
「しゅうちゃんは そりゃあいいよ ママがいるんですからね 俺にはもう女なんか一生出来ねえよ」
ママが一瞬慌てたように横を向く。
「ママ そうなんだって!?」とおどけてゆう。
軽く睨まれる。
全く女心のわかっていないしゅうであった。
「ようしじゃあ 今日はヤっさんの慰め会と新しい彼女が出来る事を願って飲もうよ ビールやめて 酒付き合うよ! ヤっさん 失恋したかっらって心配すんな。 君は純粋でいい男だ またすぐに彼女出来るよ!」
と今日も美寿々の夜は賑やかに更けてゆくのでありました!
今日も美寿々ママ すごく綺麗でしたよ!
最近極真面目なしゅうの願望的なバーチャル日記 「しゅうちゃん劇場」 以上 おしまい
リフレッシュが出来ましたよ(^^♪
楽しめました。
また、書いてくださいね!楽しみにしてます。
では、また、、、
こんなくだらない文章でもこれが結構頭を使うんですよ(^^ゞ
しかし妄想に世界なので楽しみながら
ニヤニヤしながらキーボードを打っています。
あっ! 頭使ってませんね(^_^;)
お付きを下さる方がいらっしゃるので
また 書くことにします(*^_^*)