5つもの終身刑を言い渡された人物がパレスチナ自治政府の議長(大統領)選挙に有力候補として出馬?……恐らく皆さんがマスコミ情報だけで判断しようとすれば、「そんなリーダーを支持するパレスチナ人って本当に野蛮な人たち」と思われるでしょう。
そのような判断をする前に、今回の経緯から簡単に説明し、バルグーティ氏のプロファイルから置かれた立場までを解説しますのでお読み下さい。なお、これを読んで興味が湧い . . . 本文を読む
情報提供者の1人から連絡があり、バルグーティ氏の家族の1人が同氏の出馬を確認したと報告してきました。また、獄中のバルグーティ氏のもとに赴いたファドワ夫人には自治政府の閣僚2人が付き添っていたとのことです。中でもカドゥーラ・ファレス氏はバルグーティ氏と親しい実力者です。
バルグーティ氏の出馬がこれで本当となれば、選挙戦はかなり混乱することでしょう。69歳で首相経験もあり、アッバース氏は政治的手腕 . . . 本文を読む
AP通信とロイター通信は1日、マルワン・バルグーティ氏周辺からの情報として、獄中にあるバルグーティ氏が再度心変わり、自治政府議長(大統領)選に出馬すると報じています。ところが、私が議長府にいる情報提供者に先程問い合わせたところ、その事実はないとのことでした。
APやロイターの報道を総合しますと、バルグーティ陣営はすでに選挙出馬に必要な供託金3,000ドル(約30万円)を払い込んでおり、イスラエ . . . 本文を読む