本箱の本の数も随分少なくなってきた。ここ数年かかってもう読まないだろうと思われる本を処分してきた。
残っているのはどうしても残しておきたい本だが、自分がいなくなったら果たして子供たちはこの本をどうするだろうか?もしかして読んでくれるかも・・という気持ちから残している本もまだ少なからずある。
絵本はひょっとして間にあうかもしれないなぁ などと思ったりしている。
残った本の中に数冊の雑誌があった。みると20数年前 娘が雑誌に投稿したのが載っているものだった。
雑誌の端が茶色に変色している。
読み直すと遠い昔が思い出される。その当時は特に何度となく夫が生きていてくれたらと思ったものだ。
この文を書いた娘ももう50歳手前になった。
年輪を重ねてきた顔をみると、何故か いとおしさが込み上げてくる。(あーあー私も随分生きてきたものだーーーー)
母と娘って、意外に一筋縄ではいかないものがありますね。
親は、いつまでも言うことを聞いてもらいたい、
幼いころの素直さをもっていてもらいたい。
娘は、自分はもう大人だと思い、
でも、なにをしても、100パーセント認めてもらいたいとか。
絡み合っても、それがより強い絆になっていきますね。
わが娘も全くお嬢さんと一緒で、いくら叱っても、外泊、深夜の帰宅と、親を悩ませました。
まだ一人ですが、アメリカで独り立ちしています。
援助したのは3年ぐらいだけ、以後は、頑として受付けづ、立派に自立して。1月会社を立ち上げたとか。
若いころの行動は自立への積立金みたいなものでした。