忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「老いかた道場」の本から

2014-05-24 | 生き方を学ぶ

以下、この本の中から抜粋して↓

ドラマや、音楽に「起・承・転・結」があるように人の一生にも起承転結があります。心身の老いの兆しが表れるのが「転」。若くあり続けたいとどんなに願っても「転」は必ずやってきます。

そして「結」の時代に、どんな結論を生きるか。それによって、いままで演じてきたドラマの意味がまるで違ってくるように思います。

人生の「結」でジタバタしても始まらない。飛行機の着陸体勢にたとえて書かれている部分が面白く納得させられる。

「間もなく着陸ですから、ベルトをかたくお締めください」ベルトをかたく締めろとは、もうジタバタするなということでしょう。親切に「ベルトを・・・」と注意していると思うのは大間違いです。「覚悟しなさいよ」

機内が暗くなるのは「静まれ、動揺するな。あとのことは、もう飛行機にまかせなさいよ」ということなのです。(続いて書かれている文章に大笑い!)

そしてやっと着陸 緊張のあとホッとしている。これが別れの感覚です。

老いることはすばらしい

「老」という文字には、二つの意味があるようです。

ひとつは年をとるということ。老化、老衰という意味です。

もうひとつは「経験をつんだ」とか「優れた」、「尊敬すべき」「身分が高い」という意味です。江戸時代には、政治の責任者を大老とか中老と呼びましたがこれは二番目の意味の方です。老目といえば老化で視力の衰えた目のことだと思っていましたが、経験をつんだ素晴らしい見識のことも老目というそうです。

老人も「年をとった人」だけではありません。長老、つまり人々を教え導く優れた、尊敬すべき人物のことです。

ですから電車で特別席が用意されているでしょう。その席に若者がふんぞり返っているなどもってのほかです。

「控えおろう」と水戸黄門の助さんのように老いの印籠を振りかざして「こちらをどなたと心得る。尊敬すべきご老人であらせられるぞ」・・・と面白、可笑しく、その中になるほどそうやった!と頷き、考えさせられる早川先生の本でした。

人生の「結」を少しでもよいので周りの人たちから尊敬されるような生き方を死に方を、もう間に合わないなどと言わずに努力しなければと思ったことです。9年前に出版された本ですが手元に置いて忘れないよう度々読み返さねば・・・。

 


中之島公園の薔薇

2014-05-21 | 写真

中之島バラ公園

天神橋から中之島に降りて公園の薔薇を見に行ってきました。薔薇の種類も多くカメラを持った沢山の人たちが熱心にシャッターを切っておられました。色とりどりの薔薇の花に思わず見とれてしまうほどでしたが、花の名前も面白く「マリア・カラス」と名づけられた花や聞いたことのある名がつけられていました。園内は薔薇の甘い香りが漂い、楽しませてくれました。

帰りは難波橋から堺筋を通り、高麗橋を過ぎ、きょろきょろと、おのぼりさん よろしく戻りました。

 

なかなか荘厳な感じの橋でした。


憲法九条・集団的自衛権そして原発

2014-05-18 | 世の中のこと

世界遺産にしようと言われている憲法九条が今 本当に危なくなってきています。集団的自衛権とやらでなしくずしにこの九条を変えようとしているようです。そんなこともあんなことも、もしまた原発の大事故が起こればいっぺんに吹き飛んでしまいます。もう2度と原発事故が起こらないとお偉いさんがたは思っているんでしょうか?そんな筈ありませんよね。

でも4月にはトルコと原発輸出協定を結んだとか。トルコの人たちが日本の国会議員に手紙を出しています。それを読んでびっくりしました。台湾でも13万人が原発反対のデモをしているそうですが、テレビなどで報道されているのを見たことがありません。

トルコからの手紙  

…  「日本の国会議員のみなさま、トルコの状況を知って下さい! 8割の国民が原発に反対しています。しかし反対意見を表明する国民は、政府に 『国賊』 と呼ばれ警察により排除されます」

 トルコの100近くの市民団体から、日本の国会議員あてに下記のレターが届けられました。・・・ 

   日本国国会議員のみなさま ← クリック

         4月4日  トルコ反原発同盟(反原発プラットフォーム)

 4.26 トルコ・シノップで1万人がデモ ―
            
                  ルファット・ドーアン  SOL紙 4月26日 

  


新緑の県立図書館

2014-05-16 | 写真

久し振りに図書館に行ってきました。新緑がとてもきれいで気持ちよかったです。

子ども達が遠足で来ているのか芝生でお弁当を食べていました。

子ども達も帰ったのでしょうか、一面緑がまばゆい。

西洋シャクナゲ?


大川周遊 アクアライナアー

2014-05-14 | 日々の業

天満橋駅の傍の八軒家浜船着場から大川周遊のアクアライナーという船に乗った。以前からも聞いたことのある名の難波橋、淀屋橋、天神橋、桜宮橋、寝屋川橋ほかいくつかの橋をくぐりぬけながら大阪の名所・旧跡を川面から見ることができた。

1時間のコースがあっという間だったが桜の季節はさぞきれいだったろう。

船内のアナウンスが大阪城近くにある大阪砲兵工廠、化学分析所跡の説明があったときは思わず身を乗り出してみた。

132人乗りの船内もゆったりとして途中 低い橋を通るとき船の屋根が30センチ降りてくるデモンストレーションも見られびっくりした。

中ノ島公園のバラ園が見えた。

中央公会堂

携帯から撮ったのでパンフレットをスキャンして。

さすが水都 大阪! 船 大好きの私は大満足の1時間でした。


「集団的自衛権」のビラを読んで

2014-05-12 | 世の中のこと

日曜日大阪駅前は大勢の人たちが往きかっていた。そんな中スピカーで大きな声で話す声が響きビラを配る人たちが何人かいたが、受け取る人は少なかった。

私はビラを配る人に出会うと殆どの場合受け取ることにしている。邪魔になるほどでもないし配っている人が少しでも減れば助かるだろうからなどと勝手に思っているからだ。

昨日のビラには「秘密保護法を廃止しよう」「ダメ!集団的自衛権」という内容のものだった。

家に帰って読んでみると「集団的自衛権」とは同盟国が攻撃を受けた場合、自国が攻撃を受けなくても相手国を武力で攻撃する権利」のことです。と書いてある。

でもこれって・・・日本国憲法9条に武力は使わないて書いてあることと矛盾するじゃない?

ビラにはアメリカの元政府高官は「2003年のイラク戦争当時日本が集団的自衛権の行使を認めていたら、アメリカは日本にイラクに対する武力攻撃への参加をもとめていただろう」と明言しています。」と書いてあった。

もしそうなっていたら自衛隊員の方の中で犠牲者がでていたかもしれませんね。

今国会での閣議決定を強行し、日本を戦争する国にしようとしている安倍首相 なんとかならへんの もっとみんなビラ受け取って読まな!あきまへんがな

 


サラリーマンなどの平均年収から思うこと

2014-05-06 | 世の中のこと

1986年に施行された労働者派遣法は初め13業務が派遣対象業務になっていたそうですがその後徐々に改正され業務の種類もどんどん増やされていきました。

そして上の表のように非正規雇用の人たちが増えていったのではないかと思います。

先日もテレビで結婚できない若い人たちの割合も増え、生涯独身で過ごす人が増えた場合 都会などで「孤立死や孤独死」の問題が危惧されると話していましたが、それ以上に派遣で過ごしていくことは年金などの問題を含み、働けなくなった時の生活の保障などが心配されるのではないでしょうか?

そして 又、2014年に改正された派遣法では派遣業務を3年間に限定するということだそうですが、ますます働く人たちにとって厳しい状況になるような気がしますが・・・・。