忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

ペシャワールの会の中村医師の言葉から

2015-01-25 | 世の中のこと

世界中がどうすれば平和に暮らせるようになるのでしょうか?戦争のない豊かな世の中というのは「絵に描いた餅」なのでしょうか?

戦争は結局、人間の欲望からきているようです。古来 ずっと昔からお釈迦様の時代にも戦はあったのですものね。そして富めるものと貧しいものという人間格差も。

安倍首相のイスラエル訪問には26社の軍事関連企業の幹部を同行してイスラエルでの商談。 

こんな実情を隠して、「人道支援」という報道は日本だけ 欧州・中東のメディアの電子版では安倍首相の外遊を「人道支援」と記しているのは1社のみ、10社以上は「軍事商訪」「挑発外交」「銃と金融セールス」stc.‥と記しているとか。

戦争を起こして喜ぶのは?戦争で犠牲になるのは?イスラム国ばかりではなくアメリカの空爆ででも多くの民間人が犠牲になっているこはあまり報じていないようです。

ペシャワールの会の中村医師が 「日本には戦争をしないという掟があると、海外では知られている」と...。 それをぜんぶなしにした安倍さんの責任は重大だと思う。 私は、集団的自衛権の行使容認で日本は終わると思います。日本の一つの時代が終わる。それはいい方向には終わらない、破滅に向かうんじゃないかと」と語っておられた。

日本もテロの標的になるのだから スワッ!大変だ!急いで戦いの準備だあ!集団的自衛権必要だ!というふうに流れていかないかと心配です。アメリカの9.11のプッシュが言ったときのようによく見極めないで国民が一斉に戦争に向かってしまわないかということです。

唯 今は二人の人質の方々が無事に解放されることを祈り、政府が最大限の努力をしてくれることを望んでいます。


路地裏の思い出

2015-01-22 | 日々の業

まるでタイムスリップしたような気持ちになった。その路地は昔、奥に広い畑がありハーモニカの上手なKおじさんの家族が住んでいた処。

街の中にこんな場所が残っているのが不思議なくらい。隠れ家のようなそんな場所だった。

 

昔の住人はすでに引越され今はそこで天然酵母のドイツパンを作り憩いの場所を提供される店になっていた。

はちはちのパン←クリック

 


西陣ど真ん中にある築100年の洋館へ

2015-01-21 | 写真

昔 私が住んでいてよく遊びに行った表通りの武家屋敷内の洋館の見学に友人達と行った。

路地にあった私の家などはとうの昔 マンションに建て替えられ大家さんだった家の跡にも住宅が沢山建っていた。

しかしその武家屋敷は今もちゃんとあり、60数年前そこの洋館で子供たちを集めクリスマス会をしてもらったことがあり、とても懐かしく一度見てみたいと思っていたのだ。

  

わぁ~ここでクリスマス会してもらったんやなぁ

ここの住人の綺麗なおばさんも写真に写っている・・・現在96歳とか。

娘さんのIちゃんも(ちゃんっていっているけれどお互い70代のおばあさんよ)持って行った写真を見てとても懐かしそうだった。

Iちゃんのお母さんがお嫁に来られた時にもって来られたというミシンも置かれていた。「年代物やね。まだ動くよ~ 昔母はこれで内職してたんよ Mちゃんとこもしたはったやろ」

「うん 私とこは傘の内職やった」 などという会話も飛び出して戦後まなし、どこも一緒やったんだなぁなどと思った。

回る本箱 初めて見た。

Iちゃんのお祖父さんが建てられたそうだ。

庭には無花果の木が確かあった・・・。

 

 

 

 


リニア新幹線と原発から

2015-01-19 | 世の中のこと

この動画 偶然みつけました。何のために500キロで走る列車をこの小さい国に走らさねばならないのか、9兆円もの費用をかけるのだったらもっと他にと思ってしまった。

そして又しても谷川俊太郎さんの詩を思い出していた。

「こんなに急いでいいのだろうか   田植えをする人々の上を

時速200キロで通り過ぎ     私には彼らの手が見えない 

心を思いやる暇がない     この時速は早すぎて間がぬけている。

苦しみも怒りも不公平も絶望も   全て流れていく風景」

 

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多くの市民団体がリニア計画に反対の声を上げているものの、その声がマスコミを通じて届くことは少ない

メディアの紙面を躍った言葉はほぼ横並びーー「夢の実現にあと一歩」。住民の声は封じられた。

みんな楽しくHAPPyがいい←より


阪神淡路大震災20年目で

2015-01-17 | 世の中のこと

阪神淡路大震災20年目の今日、本当は神戸に行って祈りを捧げたかったのですが、それも叶わず朝その時間にお内仏に灯明を灯し祈りました。

あの日の揺れは離れた私の家でも強くベッドの両端を持ち、収まるのを待っていました。

それからの日々はテレビや新聞に報じられる無残な街の様子、刻々と告げられる亡くなった方々の数の多さに、唯呆然とし、涙が出る日々でした。

行って何か手伝わなければという思いはあったものの、勤めていたことや家の事情もあったりで気になりながら支援の為のカンパをするのが精一杯でした。それに自身もどうかすると半分欝の状態になっていたようです。

友人のブログにこの歌の事が出ていました。

「しあわせ運べるように」音楽のチカラ-西灘小学校・臼井真さん←クリック

この歌を作られた西灘小学校の音楽教師 臼井 真 さんも震災にあわれその時のことを語っておられます。

 


「あの戦争と日本人」の本を読んで。

2015-01-15 | 世の中のこと

目が疲れやすくなって頭もなかなか回転しにくくなってきたが、最近、半藤 一利さんの本を読んでいる。知らなかった日本の歴史のことが沢山出てきて面白い。

一番心に残ったのは歴史教育のことだった。戦後の教育で現・近代史が教えられなかったことが大きな問題点だとよく聞くが、この点がすっきりした。

日本政府がそれまで教科書で軍国主義、極端な国家主義を鼓吹し教育してきたことに対して敗戦後GHQが修身、日本歴史や地理、等の教育を許可があるまで再開を許さないと通達し命令したという部分。

占領後もGHQの方針に従ってなぜか歴史がなおざりにされてきたということだ。

(そうやったんか~ 皆知ったはったかも知れへんけど私 初めて知った。)

もう一つは日露戦争に勝ったことで日本が帝国主義に傾いていき守る姿勢から拡張へと進んでいったという部分。

夏目漱石の「三四郎」の文中での例を引きながら漱石の日本論も紹介されたり、いろいろな文学者の戦争観も出てくる。

宮沢賢治の「アメニモマケズ~」の詩のあとに書かれていたこととか興味深かった。

日本という国がどういう歴史をたどり日本人という民族とはという問いかけに答える一つの手がかりになるような気がした。


健康器具から思うこと

2015-01-08 | 日々の業

パソコンに向かったついでにお気に入りに入れておいた「ラジオ体操第一・第二」をユーチューブで見ながらするのを日課にしている。

そして次には台所のテーブル下に置いた竹ふみ。

考えてみれば家の中は健康器具が結構あることに気づいた。

 

テレビで宣伝している足腰を鍛えるマジック??

今はないが電動自転車・電動ランナー?・(孫娘に行った)どれもリサイクルや知人に貰ったものだが。

納戸からは昔やっていたダンベルそして負荷をかけるためのマジックベルト・

 

健康の為に買ったDVDや本

考えれば昔はこんなものはなかったなぁ・・・・どれも殆どお金はかけてないものの、それにしてもやっぱり沢山の情報による宣伝に流されているのだと今更ながら思った。

母も大腿骨骨折が元で寝たきりになった、せめて足腰は丈夫にしておかなければ、歩けなくなったらおしまいや!という不安からだが、いろいろな情報に振り回されているようで、そんな自分が少々おかしく見えてきた。

 

 

 

 


「戦後70年ニッポンの肖像 ~私たちはどう生きてきたか」他を見て

2015-01-07 | 生き方を学ぶ

1日の午後 カラーでよみがえる東京~不死鳥都市100年」←を見た。

東京を撮影した白黒の記録映像を世界中から収集し、色彩を復元したもので昨年秋に放送されその再放送だった。

戦争で焼け野原になった東京とそこに生きる人々が映し出されなかなか観られない貴重な歴史の遺産だと感じた。


銀座の通りに掘られた防空壕。防空法によって空襲にあっても逃げずに防災に当たらなければならなかったということや、終戦の年の人々の晴れやかな顔、戦後の食料調達のために満員列車に乗り込む人々等などこのような辛酸を潜り抜けた日本人を目の当たりにして何故か涙がでてくるのだった。

もう一つは戦後70年ニッポンの肖像  私たちはどう生きてきたか」を見た。

戦後70年の節目の年を迎える2015年。その歩みを映像でたどりつつ、これからの日本や日本人がどう生きていけばよいのかを問いかける番組だった。

終戦の時の皇居前で泣く国民の映像はどうも作られたものらしい。ある作家がその日皇居前を通ったが誰も居なかったという話。終戦の年着飾った着物を着て晴れやかに歩く人たち。「カラーでよみがえる東京」の映像とも重なっていたが、ゲストのタモリや堺正人さんの言葉も入れながらの内容はとてもよかった。

 

 
 

「カネを積まれても使いたくない日本語」の本から

2015-01-02 | 生き方を学ぶ

「言葉は生きものであり、時代と共に変化するものである」だが、それにしてもである。最近の言葉はあまりにもひどくないか。中略

若者言葉と、きちんとした国語と、この二つを使い分けるように教育することが重要であり、必須だと思う。」

と著者は述べている。

具体的にたくさんの例が記されており、もはやその中には中高年にも認知されてしまった言葉もあるという部分では、あるある!私も使ってる~「やばい」「チョオー」など若者に阿るつもりはないけれど、うっかり調子に乗って使ってしまい、その後のすっきりせず落ち着かない気分。

敬語の使い方についても書かれていたが、これも難しい。だいぶ前から「ら抜き言葉」のことは知っていたが、私も同じように少々抵抗を感じていた。

NHKのアナウンサーさえ 正しい言葉が使われてない時もあったり、政治家の言葉にはあきれると述べている。

過剰なへり下だり・・・させて頂くの乱用・「さん」の多用

明確に断言せず、ぼかして言う  「~みたいな」「~ですかね」等など

あいまいな言い方に終始する現状、友人関係に異様に気を使う若者が増えていることについて昔と違ってネットなどのいろいろな道具を使い顔を見ずに言いたいことを言う社会は相手を傷つけてしまいかねない。そんな中で平穏に生きていく手段として断定を避ける傾向が強まったのではないかと述べている。

沢山の引用からこれまで気にしなかった言葉や自分も使っていた言葉などの正しい使い方が分かったような気がした。---という書き方はどうもよくないらしい??分からなくなってきた!

 

言葉について調べていたら面白い内容のものが見つかった。言葉も時の流れと共に本来の意味がこうも変わっていくのかと思った。一つ一つ読んでいくと笑ってしまう部分もあり勉強になった。

国語に関する世論調査


サザンオールスターズ「ピースとハイライト」を聴いて

2015-01-01 | 世の中のこと

年末の紅白歌合戦もここ数年殆ど見なかったが今年は中嶋みゆきが出る時だけ見た。しかしその後、特別出演のサザンオールスターズの歌「ピースとハイライト」がすごくよかった。ずっと前にはこのグループの歌は私には合わないように思っていたが、最近は歌に込められた内容が歌う人を写しだしそれが本物かどうかを決めるように感じるとこの人は本物と思った。

こんな歌を歌っている桑田さんほんまに世の中おかしくなったら引っ張られて歌えへんようになるのと違うやろうかなどとふと思ってしまった。

そんな世の中にならないよう秘密保護法も集団的自衛権もお断り

 

「何気なく観たニュースで    お隣の人が怒ってた

今までどんな対話しても  それぞれの主張は変らない~」

「都合のいい大義名分で 争いを仕掛けて

裸の王様が牛耳る世は・・狂気   20世紀で懲りた筈でしょう~」