忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

家の整理から思ったこと

2022-03-28 | 世の中のこと

娘や孫と住んでいたり、長女の孫と住んでいたこの家。もう40年近くなり雨漏りやその他あちこちが傷んできている。しかし一人住まいとなると大き過ぎると感じるようになった。膝も痛く階段の上がり降りも大変だ。夜中に階段から落ちても誰も助けてはくれない。あれこれ考えた末、主に階下で過ごすようにした。そこで二階にあった家具やその他納戸にあったものなどを知り合いの方に頼み軽トラ2台分処理した。こんなにも知らないうちにものがたまるのかと驚いたが、終活が一歩進んだようですっかり広くなった二階や納戸をみて気持ちもすっきりした。

知人の方で急に体調を崩され入院されてそのまま家に帰れなくなり病院や施設で過ごすことになり家は出たときのままという状態という人を何人か見て思った。日頃から何が起こるかわからないから出来るだけ整理しとかなければ・・・と。しかし電化製品などはお金を払って引き取ってもらわねばならないことが多いのでついつい処分しそびれることもある。

ところが最近、ネットで中古あげます・譲ります。ジモティーで不用品の処分」というアプリがあることを教えてもらった。

娘はそれを利用していらなくなった品々を格安で売ったり、孫のために亀形の大きい砂場を無料で譲ってもらったりしたと言っていた。

世の中、ものが溢れて捨てるよりは良いが・・・消費についていろいろ考えさせられた。

 

 

 

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やなせたかし「明日をひらく言葉」を読んで

2022-03-24 | 生き方を学ぶ

やなせたかし「明日をひらく言葉」という文庫本をたまたま本屋で目にして買った。(2013年6月に別のブログに書いていた文ですが削除してしまったので印刷していたのを再掲しました。)94歳になられたやなせさんの言葉には戦争を体験しそこから生まれた漫画「アンパンマン」に繋がる生きる意味が込められている。保育園勤務時代 子供たちがこのアンパンマンの絵本や紙芝居をとても喜んで見ていた。そしてよく歌った「手のひらを太陽に」のうたなど思い出した。

本の中に書かれている言葉の中で 「昨日は過去で、明日は未来。今だけ現実なんだけれど過ぎてしまえば夢だから、一秒きざみに夢になる。」

 「人間が一番うれしいことはなんだろう? 長い間、ぼくは考えてきた。そして結局、人が一番うれしいのは、人をよろこばせることだということがわかりました。

実に単純な事です。 ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。」

 悪夢のような大震災の後 ラジオから流れた「アンパンマンのマーチ」を聞いて子どもたちが笑顔の大コーラス。  そのニュースを聞いて、ぼくは本当にうれしかった。

「笑って楽しむ気持ちがあれば、いくつになっても心を若々しく保つことができる。これは、ぼくが人生経験から得た ひとつの答えです。」

子ども達に読み聞かせていた頃には、やなせたかしさんのアンパンマンに込められた想いなどについて深く考えることもしなかったが、今 この本の中にちりばめられた数々の言葉とその言葉に添えられたやなせさんの想いを知り、その奥深い人生観に接しすることができ本当によかった。

“アンパンマンの遺言”本当の正義は戦わない やなせたかしさん

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youtubeを見ていると言ったら・・・

2022-03-22 | 日々の業

毎週水曜日にはリハビリセンターからの送迎バスが来る。以前行っていたリハビリの事業所が閉鎖になった為昨年から別のリハビリ施設に行くようになったのだが、そこは整形外科やディサービスもやっておられ時間によってはそこを利用されている方たちと一緒になることがある。

私もいずれはディサービスを受けるようになるかもしれないなぁなどと思いながら指示された機器を使って主に足のリハビリをしている。嬉しいことに毎回 理学療法士さんによるリハビリがあり、体の変形を整えるための運動もしてもらえる。施術をしてもらいながらの話の中で先日、私がユーチューブを見ていると話すとびっくりされた。この年でyoutubeを見ているのは珍しいらしい?。昨年ネットの接続先を変えたら居間のソファに横になりながらテレビ画面でyoutubeが見られるようになった。よく見るのは中田敦彦さんの「youtube大学」というものでこれが結構面白い。自分の意見ではなく著名な人が書かれた本をわかりやすく解説する。元お笑い芸人だった人だがなかなか要約の仕方、解説が上手い。ジャンルも文学、歴史、政治諸々 見ていてこれがすべてとは思わないが今まで知らなかったことが少しではあるがわかるようだ。

他にもお坊さんの小話や本要約チャンネル、デモクラシータイムスなども登録してみている。

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どうか一日も早く安穏の日々が来ますように!

2022-03-18 | 世の中のこと

鶯の初啼きは2月28日だった。庭の40年近い梅の木にも花が満開に咲いた。去年植えたチューっリプの球根も芽をだし葉も伸びてきた。

コロナに戦争、そして又しても東北地方の地震 大変なことばかり起こっている世の中にあって自然の草木は生きている。そして人間に何かを教えていてくれるのかもしれないとふと思った。

地震に遭遇された方々や沢山の困難に会われている方々の事を思い、唯々手を合わせる日々。「どうか一日も早く安穏の日々が来ますように!」

    

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ロシアの軍事作戦を国民の68%が支持しているという記事に驚いた。

2022-03-17 | 新聞記事より

国民には真実が知らされることはなくこのロシアの軍事作戦を国民の68%が支持しているという記事に驚いた。

そして以前、知人の99歳になられる方が第二次世界大戦の始まった時に弱った他国を助けるためにする戦争だと聞かされたと話しておられたことを思い出した。

この方はお腹に赤ちゃんを宿していたことも夫婦とも知らずに夫を送り出し駅頭での別れが最後となった。

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50回忌法要を済まし思ったこといろいろ。

2022-03-13 | 日々の業

亡夫の50回忌法要を昨日済ますことができほっとしている。

吃音の組織立ち上げ時ともに活動した方々にも来ていただきたかったが、コロナ禍のなか親族だけのお参りとなった。亡夫の兄弟姉たち5人のなかで残っているのは長兄だけとなってしまった。

元々亡夫の親族は皆 陽気で楽しい人たちばかりだったし、特に一番下の弟さんはいつも皆を笑わせてくれていたが、その弟さんまで3年前に突然亡くなった。

長兄は毎日,末弟を見舞いに京都から大阪の病院まで行かれそうだ。弟や妹が皆逝ってしまった悲しみはどれほどのものだっただろうか・・・

住職のお経の最後の方で皆でお正信偈を唱えた。

私が小さかった頃、近所の方が亡くなると皆がその方の家に集まり鈴を鳴らしながら ご詠歌を唱えた。悲しみを堪えて亡くなった方を送りだすと共にその家の人と悲しみを共有するという意味合いもあったのかもしれない。母に連れられて意味も分からないままに口ずさんだことを思い出した。

今は隣の方が亡くなっていてもわからなかったり、もう数ヶ月前に亡くなっていたと聞き驚くこともある。

人の亡くなり方も時代と共に変わっていくものだなぁと思った。

50回忌法要のことから話があちこちと随分それてしまった。

 

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 兵戈無用(ひょうがむよう)

2022-03-07 | 世の中のこと

                                                    兵戈無用(ひょうがむよう)

“武器も軍隊もいらない”という意味で『大無量寿経』に出てくる言葉で「不殺生」「殺すなかれ」という釈尊の世の祈りを示す言葉であると書かれている。

多くの戦争が「自らに正義あり」として行われたが、殺戮することに冠せられる「正義」はない。

https://www.otani.ac.jp/yomu_page/b_yougo/nab3mq0000000qp9.html

 

戦いが始まる時にいつも思う。どうして人間は戦い、相手を倒すことばかりを考え仲良くしていく手だてを考えないのだろうか?

釈尊の時代にも戦争があり一度目は釈尊も神通力とかで相手の侵攻を止めたが二度目の時には止めず、とうとう釈迦族は滅びたという。

人間の性の中に闘わなければ自分が殺されるという本性のようなものが埋め込まれているのだろうか?

科学の発達で素晴らしい技術やその他の事が開発されている現代社会で、人間は肝心な心の開発をしなければ生き残れないような気がするが・・・

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ピンクのネコヤナギとアオモジ

2022-03-06 | 日々の業

「酒粕で作った甘酒 飲まはるか?」とお隣さんに聞くと大好きですと言われた。このところ酒粕の甘酒つくりをせっせとして飲んでいる私。美容にも健康にも米麹よりもいいらしい?

早速 甘酒を持って訪ねるとお礼にとピンクのネコヤナギとアオモジというのを頂いた。

ピンクのネコヤナギは珍しいしアオモジという小さな粒をたくさんつけた枝はあまり見たことがなかった。ところが二つとも花屋さんで買ってきて家で挿し木したものだと話された。

私など挿し木でこのように育てたことがなかったから驚いた。

家に帰り花瓶にいけたが、なかなかうまくおさまらない。とりあえずは写真を撮っってみた。

いい色の組み合わせ、春を感じる~ お隣さんに感謝!

https://lovegreen.net/flower/p197620/  ← アオモジ

 この青い小さな粒々は、アオモジのつぼみ。この粒々がはじけるように開き、アオモジの花が開花するそうだ。

 

 

 

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「おせちの思い出」という文が記事に

2022-03-03 | 日々の業

昨年の12月に投稿した「おせちの思い出」という文が記事になり新聞に掲載された。沢山の方がおせちの思い出があったのか、なかなか掲載されずもう没になったのかと思っていたら後の方に載せられた。

暮れに掲載された記事を親戚の方にラインで送ると元気だった頃の父のお節を食べたことを思い出してじわっと目頭が熱くなりましたという返事がかえってきた。

 

その記事投稿の謝礼としてきれいな図書カードが昨日送られてきた。

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