忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

関西電力、値上げをするな!原発動かすな!-市民の共同アピール

2015-05-30 | 世の中のこと

京都の脱原発の市民組織が関西電力の電気料金再値上げについて共同アピールを出し29日関西電力京都支店に申し入れを行ったそうです。

  関西電力、値上げをするな!原発動かすな!-市民の共同アピールAdd Star

 私たちは、関西電力電気料金値上げと原発再稼働に反対の意志を表明します。すでに始まっている中小企業向けと6月1日から実施される家庭用の電気料金値上げは、私たちの暮らしや経営に大打撃を与えるものです。家庭用電気料金は、10月以降は平均8.36%の値上げとなり、標準家庭で1ヶ月当り約8,500円となります。これは北海道電力に次ぐもので、福島第一原発事故を引き起こした東京電力と並ぶ高料金です。

原発依存率が高いほど、値上げがひどい

関西電力原発依存率は全国第1位(51%)です。第2位(44%)の北海道電力も大赤字で、これらの電力会社は電気料金の値上げを重ねています。一方、原発依存の低い電力会社はすでに黒字化しています。貴社は、原発依存の経営方針を改めることなく、そのつけを私たち市民や中小企業に押し付けています。

私たちは、貴社が抱える膨大な「原発維持費」を、現在、原発が全く電気を作っていないのに、電気料金という形で払わされているのを知っています。原発をゼロにすれば、電気料金は現状からその分下がります。「原発維持費」がなくなるからです。関西電力は今、「原発維持費」を私たちに押し付けながら、一方で「原発が稼働しないため、火力発電用の燃料代がかかる」といって、燃料代の負担を二重に押し付けています。これが高い電気料金の要因となっています。

高くて、危ない「原発の電気」

以前は、「原発でつくる電気は安い」「水力11.9円、石油10.7円、原子力5.3円」などと宣伝されましたが、今、原発で作る電気が高くて危ないことは明白になりました原発事故対策費は少なくても11兆円以上。新しく作られた法律によって、これらが電気料金に含まれ私たちに押し付けられています。税金も投入されています。これらによって原発でつくる電気は、少なくても1キロW時で11.4円となります原発から出る核のゴミの保管や管理など全くメドが立っていませんし、そのためにどれだけのお金がかかるかもわかりません。福島事故の対策が今考えられているレベルでとどまる保証もありません。こうした経費が膨らめば、原発で作る電気は、どんどん値上がりします。

今後、原発事故が起こらないという保証は、政府原子力規制委員会も電力会社も自治体も、誰一人行っていません。原発で作る電気は、高くて危険です。原発をきっぱり諦めることこそ、私たちと貴社のとる道です。

値上げを中止し、原発に固執する経営方針の大転換を求めます

貴社は、福島第一原発で起こったレベルの事故を想定し、“事故対応”を進めるとしています。しかし、貴社には福井で起こる大事故に対して「責任」をとる力はありません。責任をとれない原発はやめるべきです。たとえ「再稼働」しても、原発は繰り返し事故や故障を起こします。そのたびに石油や石炭を燃やせば、二重の経費が膨らみます。原発依存と電気料金値上げの悪循環を繰り返すだけです。電力利用者関電離れに拍車がかかっています。

私たち市民に高い電気料金を押し付けないで下さい。貴社の経営陣、2年前の値上げの際には政府専門委員会の指摘にも関わらず、貪欲に自らの役員報酬を維持し続けました。今回は1800万円のそれを当面200万円減額するそうですが、あなたたちの失敗を市民や労働者に押し付けながら、1600万円は高すぎる、とは思いませんか!

あなたたちがなすべきことは、値上げの押し付けではなく、ただちに原発依存」の経営方針を改めること、原発を諦め、もちろん再稼働は断念し、再生可能エネルギーの大規模な普及に舵をきることです。自社の努力を徹底して行い、値上げを中止することです。私たちは、二度と大事故を起こさないよう、原発依存と電気料金値上げの悪循環を断つよう、貴社の経営方針の大転換を心から求めます。

 

原発が稼動しないから値上げせざるを得ないなどというこの様な文書を各家庭に送りつけ再稼動への世論を期待するのか!そうはさせないぞ  


女性週刊誌も戦争法案にノー

2015-05-29 | 世の中のこと

戦争法案で今 国会は大変なことになっています。これが通ってしまったら日本は本当に「戦争する国」になってしまうというのになかなかそのことが一般庶民には通じないような気さえします。日々の生活に追われ政治に無関心、選挙に行く人は約半数という状況を見ても感じます。

心ある識者達がそして自民党の中からでさえその危険性が指摘されているこの法案をなんとかして廃案に持っていかなければと思っていますが、あ~若ければ 国会周辺に行って声を張上げたいわ~!

「戦争法案今すぐ止めよ!」「子や孫達 若者を戦場には送らないぞ!」と。

この大事な国会中継でさえテレビで放映せずニュースで流しただけ。法案の中身を詳しく国民に知られるのを怖れてかNHKを抱き込んでのマスコミ対策。

そんな中 女性週刊誌が大きく取り上げているという記事を目にした。

女性週刊誌などは美容院か病院でチラッと見る程度だったがなかなかちゃんと書くのですね。

でもこの週刊誌もどこからか圧力がかかって書けなくなったりしないかとちょっと心配だわ

 戦争法案のこととは違うけれど2月にはこんな記事も載せていたという。


2016年4月から「電力自由化 」が始まるという話。

2015-05-25 | 世の中のこと

2016年4月から、これまで決まった電力会社からしか電気を買えなかった一般家庭でも、電力会社を選べるようになる「電力自由化 」が始まります。

日本の電気料金は、電力会社と政府のやりとりだけで価格が決まる“総括原価方式”(原価を基準に料金を設定する)を採用していたこともあり、世界的にも料金が高いといわれていました。この高い電気料金を私たちは当たり前だと思い払ってきました。

イギリスではサッチャー政権下で電力改革が進み、1990年から段階的に自由化が進行し、北欧でもノルウェーを中心に、1991年から加速度的に自由化が進められ、より安い電力会社を選べるようになっていたということです。

 

新規参入の電力会社(いわゆる新電力)の現在の登録数は651社(2015年3月31日時点)にのぼり(登録のみでまだ事業を開始していない所も多いが)、2013年末の126社から2年足らずで4倍以上に数が増えているという。

電力自由化の効果はすでに出始めており東京都をはじめとする地方自治体が地元の電力会社ではない事業者から供給を受けて電力コストの削減に成功して都の場合、中部電力系の新電力会社などから供給を受け、年間で約1億9000万円の削減につながったということです。

 サービス内容や料金などが携帯電話会社を選ぶように、好きな会社から電気が自由に買えるようになる。

でも 唯、安く購入できる会社を選ぶって言うだけでは??・・ね。

多くの人が再稼働に反対しているのに、電力会社や政府が再稼働に進もうとしている。そんなときだからこそ、はっきりと原発の電気を使わない電力を選ぶことが大事になってくるんじゃないかな。


 おうちから脱原発しようクリック

 ところで「電力自由化」って何ですか?← クリック


抑止力ばかりにとらわれていると、果てしない軍力競争につながる。・・・・(森村 誠一さん)

2015-05-22 | 世の中のこと

偶然 見つけた方のブログにマスコミの政権批判が萎縮している中 著名人の政権批判は説得力がありますと書かれて森村 誠一さんの言葉が載っていました。新聞か何かのコラムに書かれたものでしょうか?

「明白な危険の最前線に立つのは首相ではなく、自衛隊とその家族。それなのに、安倍晋三首相は国会審議の前に、自衛隊が米軍と共に全世界に行くということを米国議会で約束してしまった。特定の一人の発言が国家を左右することになったら非常に危険だ」 安倍政権が目指す安保政策の背景には台頭する中国の脅威がある。政府は日米同盟の強化がそうした脅威への抑止力になると力説する。「軍事力は絶対的なものではなく相対的なもの。日本と中国を刀鍛冶と兜の関係にえると、日本が切れる刀を作れば、中国はその切れ味を上回る兜を作る。抑止力ばかりにとらわれていると、果てしない軍力競争につながる。・・・・改憲論者は(現憲法を)米国製というが、戦争を知らない学者の机上の空論だ」 戦争体験のない世代が大半となる中、気になるのが政治への無関心の広がりという。 「若者が政治に興味を持たなくなったら民主主義は衰える。世界中で言われていることだ。民主主義は非常に脆く、簡単に独裁的な軍事国家に変わる危険性をはらんでいる。権力の言動にどんなに警戒しても、過ぎるということはない」(推理作家 森村誠一 82歳)

森村 誠一公式サイト←「森村ワールドへようこそ」は必見です。

「人間の証明」は本では読んでいませんが映像で見ました。麦わら帽子が印象に残っています。

「悪魔の飽食」が300万部以上も出た時ものすごい数の匿名や右翼のいやがらせがあったことなどを知り、作家も信念を貫いて書くということが本当に大変なことなのだなぁと思いました。

 


戦争法案のことから

2015-05-16 | 世の中のこと

新聞の一面に大見出しで書かれている文字が目に飛び込んできた。大きく書かれた見出しからこの国が大変な事態になってきていることを感じた。

「戦後安保歴史的転換」 集団的自衛権を法制化  関連法案 閣議決定

戦争法案  戦後最悪の憲法破壊   切れ目なく米軍支援・参戦

戦争法案 怒りと抗議

事の重大さをどれほどの人達が感じているのだろうかとふと思った。格差社会といわれても貧困で苦しむ人達が多くなってきていても食べられて寝るところがあってある程度自由な暮らしをスマホやパソコンとともに過ごしている多くの国民(そういうふうに捉えている自分が間違っているかもしれないが・・・)

人は自分の身に火の粉が降りかかってきて初めてきずくのだろうか?

想像力の欠如はいつから出はじめたのだろうか などと取り留めのない考えがよぎった。

年金者組合のホームページに委員長の呼びかけ文が出ていた。

安倍首相は自衛隊員のリスクについて「今までも1800人の隊員が殉職している」とテレビで話していたが、殉職者の大半は任務中の事故によるもので、戦闘に巻き込まれて亡くなった隊員は、過去1人もいない

隊員に「戦死者」が出ることになるだろう」という批判をかわす為に、性質の違う数字を挙げる首相だが、専門家は「論理のすり替えだ」と批判しているという。

「状況はコントロールされている」と世界の人たちに発信しオリンピック誘致をした時の言葉を忘れない私だが、又今回も・・・・何回 国民を欺くつもりなんですか。


保坂世田谷区長、大阪都構想に呆れる

2015-05-14 | 動画

大阪都構想の住民投票もいよいよ3日後に迫ってきました。全国から反対へという応援の声が上がっています。

口のうまい橋下はんに騙されたらあきまへんえ~ 橋下の大学時代の友人中原さんを民間校長にすえ、その校長がパワハラ行為で府民の抗議で辞職せざるを得なくなった時も「辞める必要はない」と擁護したとか。

 


鳥の巣箱に・・・・!

2015-05-11 | 写真

新緑の5月 目を向ければ緑 緑 まばゆい緑の濃淡が心を洗ってくれているようです。

十年ほど前にもみじの木に取り付けた巣箱に最近、鳥の雛が孵った様で木の周りを鳥が行ったり来たりするのに気がつきました。

何とかカメラで捉えた鳥ですが、白と黒のまじった鳥です。今のところ鳥の名前がわかりません。

2時間位たったあと親鳥がせっせと巣箱の雛にえさを運んでいるところを撮ることができました。

巣箱の中ではチッチッチと鳴く声がしています。

えさの虫を銜えているところも。もみじについている毛虫のようですが・・・?

 ネットで調べたところどうもシジュウガラのようです。

 


逝った友、遺した言葉

2015-05-04 | 日々の業

憲法記念日の昨日 高校の友人の告別式に参列した。

昨年の4月 メールで入院したという知らせを受け 7月に退院するというメールのあと連絡が途絶え心配していた。

お見舞いに行きたい旨を同級の友人が伝えたところ丁寧な断りがあったと聞いた。「悪性リンパ腫」ということだった。

何年も会えずにいたが、メールや電話で元気な様子、不調な頃の話など聞く度にその声から懐かしい高校時代を思い出させてくれた。

昨年5月のメールには「僕ら好きなこと自由にして生きてきたしこれからもそうやで 昌平の名前なつかし中学からの友達やもんな」と亡夫とも同級生で仲がよかった彼だった。

遺影の彼は年を経て髪が薄くなった感じの中、さわやかな顔で笑っていた。

いくつかの弔電の中のひとつに「シュピレヒコールと呼びかける貴方の声は美しく力強く響きわたった」という言葉があり、やっぱりなぁ・・・と聞いていた。頑張って組合運動してきたんだねぇ・・・。

50年余り前 手紙で「貴方の後に続き僕も○○候補になりました」という知らせを貰った時は嬉しかった。

お酒が好きで歌うことが好きで冗談が好きで 亡夫とそっくりやんか・・・・・・・

早くに逝ってしまった亡夫に会って「やぁ  ほんま久し振りやなぁ 何年会ってへんやろ まぁ 一杯いこうか そやそや 彼女ももうすぐこっちへくるかもなぁ  そやけどあいつしぶといし 病気してもまだしばらくはあっちに残っているかもな」なんて言いあっているかもね。

 


「滋賀・憲法のつどい」2015年5月2日

2015-05-03 | 日々の業

昨日は「滋賀・憲法のつどい」に行ってきた。「戦後の日中・日韓関係」と歴史認識問題」の話は是非」聞いてみたいと思っていたが、前日から風邪気味で行くのをあきらめていたが、ご近所の方からの誘いの電話で急遽行くことにした。

  

 ミニ・コンサートで出演された野田淳子さんはお孫さんがおられるとは思えないほど綺麗で美しい声で歌われた。「大きな声だよ~」の歌の作曲はご主人だと初めて知った。その歌を会場の参加者の年齢区分で歌ったが51歳以下の声は殆ど小さく60代、70代の時の声は大きかった。

携帯で撮った写真は大失敗

講演では歴史学者の吉田 裕さんがレジュメや資料にもとずき歴史認識問題が今、憲法9条とどう関連しているのかを話された。

その中で特にこれまでの歴代首相と際立って異なる安倍首相の靖国神社参拝の仕方や現在靖国神社が抱える財政問題、反米的性格を持つ安倍の持論と矛盾する日米安保のことなどの話を聞き、講演者の書かれた本を読んでみたいと思った。

以下 配布されたレジュメの最後の部分を抜粋