忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

すり鉢を出してきて山椒の葉をスリコギでごしごし・・・

2018-05-03 | 日々の業

スーパーの店頭に並ぶ竹の子の値段もだいぶ安くなってきた。

田舎暮らしの私には買って買うまでもなく、あちこちから竹の子を頂く。

若竹煮は数回作ったので木の芽和えを作ることにした。山椒の木を庭の片隅に植えていたので

葉を摘みに・・・と思ってみると あれっ!どこにいったんやろう?植えていた場所にはアジサイの木が植わっている。

もしかして枯れて処分してしまったことを忘れていたのかもしれない (最近は忘れてしまうことに慣れてきつつあるようだ)

幸いにも、すぐ近くに山椒の木があることに気づいた。大きくなった木に青々とした葉が沢山ついていたので、それを貰うことにした。

この木の持ち主は居ず、自生したものらしい。

竹の子は湯がいてサイコロに切り、薄味で煮た。

すり鉢を出してきて山椒の葉をスリコギでごしごし。

父が使っていた大きいすり鉢を出して料理をするのも久し振りだ。使った後の洗うのも大変なのでなかなか出番がない。

友達にそのことを話すと「100円ショップで小さいの売ってるから」と言われた。これからはそれを買って使おうと思った。

白味噌、みりん 砂糖 など適当に混ぜ(私の味付け時の分量はいつも適当)味を見ながら調整。それを木の芽と和える。

サイコロの竹の子を入れて出来上がり!

昔、従弟からの電話で「木の芽和え作ってくれへんか?」と言われ始めて作り、持って行ったことを思い出していた。

その従弟は今も病院のベッドで意識不明のまま1年近く眠っている。

 

 


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