ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

2018冬ドラマ

2018年03月22日 | 映画とテレビ

anone。坂元裕二オリジナル脚本。昨夜最終話でした。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016)」「カルテット(2017)」と2年連続ではまった身には今年一番の期待作。
ほぼすべてのドラマを録画でCMを飛ばしながら見る私たちですが、anoneの最終回に関してはオンタイムで見ようとRさんが提案。望むところでした。
孤独で不幸な身上を抱えた人たちが吹き寄せられるかのようにある場所に集まり繋がりが生まれていく中で何かの事件に関わっていくという安定のパターン。
今回は偽札作りというかなり突拍子もない犯罪でしたが。小さな印刷工場が舞台ということでその点では普通以上の興味を持って見ていました。
ハリカと彦星君の悲しい恋は胸キュンでした。阿部サダヲと小林聡美というどこかよく似た二人の組み合わせも良かった。
安定の田中裕子と火野正平。一人だけ異世界を彷徨っているかのような瑛太も良し。ということで今回のキャスティングも完璧です。
すべてのシーンで拘りが感じられるセットや照明を極上の撮影技術で見せる。脚本・役者・撮影・演出。これだけ質が高いドラマ、どうして誰も見ないかな。
視聴率は4%台だったそうです。それについて書かれている批評もとんちんかんなものばかり。民放ドラマがCMのために存在するとしたら厳しい結果です。
こういう素晴らしい作品が今後も作られていけるのかどうか心配です。でもとにかく私は面白かった。広瀬すずよくやった。


「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」
昨年秋の放送が終わって、こういうのもっと見たいな、続編やらないかなと思っていましたがまさかこんなにすぐにやるなんて。
撮影終了前、第一話の放送後にに企画の中心的存在だった大杉連さんが突然亡くなるというショッキングな出来事があり、本当にどうなるのかと思いました。
でもテレ東はよく頑張りました。少ない映像にハンディカメラのスタッフショットをうまく組み合わせて最終回も充分以上の出来栄え。感動しました。


秋ドラマじゃないんですけど、何十年ぶりかでアニメを見ています。「ゆるキャン」。
高校生のアウトドアサークルがキャンプ場でキャンプをするだけという内容ですがけっこう面白い。
自分もキャンプを始めようといろいろ準備をしているのですが、このアニメがそこそこヒットしているせいで、今キャンプを始めると言うのは勇気が要ります。


ついでに映画の話。「ちはやふる」。3作目が公開中ということでTV放送された1作目、2作目を立て続けに見ました。こちらも広瀬すず。
ストレートな青春映画、好きです。それにしても競技カルタがここまでスポーツだとは知りませんでした。公開中の映画も見てみたいです。
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