ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

東京大学駒場地区キャンパス

2013年10月01日 | キャンパス建築巡り
新しい朝ドラ「ごちそうさん」が始まりました。毎日おいしそうな料理がきれいに撮影されて見られるのはうれしいことです。
初回の放送ででもうひとつうれしかったのが、明治末期の頃の本郷がセットで再現されていること。
先日「菊坂あたり」という日記で本郷坂下あたりのこと書きましたが、明治末から大正ロマンの頃の本郷の雰囲気の想像のきっかけになります。

と、本郷の話をしつつ、今日は本郷ではなく駒場の方の東大キャンパス。1,2年生の教養学部は全員こちらに通うんだそうです。
もともとはこちらに前身である駒場農学校があり、その後本郷にあった旧制第一高等学校と用地を交換、その後の新制大学移行により旧制一高が
新制東京大学の教養学部になったと、こういう歴史のようです。


正門正面で迎える一号館(1933)。本郷キャンパスの安田講堂などと同じく内田祥三の設計。中には入れませんでした。


一号館の裏から東西に貫く銀杏並木。本郷の銀杏並木もすごいですが、こちらもきれいだろうなあ。


この時期、すごい量のギンナンが下に落ちていました。戦前の学生だったらがんばってかき集めて食糧にしたかもしれません。とりあえずすごい香り。


教養学部900番教室(1938)。駒場キャンパス中で最大の教室で行動として使われています。
1977年に卒業生である森ビル初代社長の寄付でオルガンが設置されました。そのちょっとおもしろいいきさつがこちらに。


敷地の一番東側の窪地にはこんな池がありました。いろいろと本郷のコピーっぽい駒場です。本郷の池が「三四郎池」、こちらは通称「一二郎池」というそうです。


「一二郎池」の手前一帯が建築中も含む新しい校舎群。がらっと雰囲気が違います。図書館、食堂とカフェ、購買部などが庭に面してあります。
本郷もそうですが駒場も散歩で訪れる一般人が多く見られます。


駒場キャンパスで私が一番惹かれているのが建物ではなくこの辺りの桜。野球場を囲むぐるり一帯が全部桜です。春になったらわざわざでも行くぞー。
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4 コメント

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Unknown (Ree)
2013-10-01 21:58:59
舞台は本郷なんですか。
休みなしに直ぐに次のシリーズが始まってびっくり。

銀杏を誰も拾わないなんて勿体無い。
いいね、桜に囲まれる球場。
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Unknown (motoko)
2013-10-02 07:00:42
銀杏、すごーい!
もうそんな季節ですか。

私の人生では全く縁のない学校ですが、近所なので「駒場祭」という学園祭には行ったことがあります。
そこで初めて「東大」を見たときは「これが東大かぁ」って思いましたっけ。
東大の周りの桜はきれいです。井の頭線からも見えます。桜や銀杏、季節感があっていいですね。

朝ドラ、おもしろそうですか?
今回は私も見ようかな。
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Reeさん (B)
2013-10-02 07:55:22
朝ドラに休みなんてないんです。
日本人にとって空気みたいなもんですから。ライフライン? それは言い過ぎ。

Reeさんも銀杏好きなんだ。
でもこれを食べられるようにするのってまだまだ手間がかかるんだよね(良く知らない)
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motoko (B)
2013-10-02 08:01:41
ギンナンってこんなに葉っぱが青々している最中に落ちるんだっけか?と
ちょっと順番がわかんなくなりました。
黄色い葉っぱと黄色いギンナンが一緒に地面に落ちてるイメージだったけど間違いか?

こんないいところに住んでるんだから、もう少し地元を活用してもいいかもね。
東大を見て「これが東大かぁ」って思ったって小学生の感想かよ(笑)

朝ドラは朝食を食べながら、またはスーツに着替えながら横目で見るくらいで
充分なスタートです。毎回毎回そんなにスペシャルなものがこなくていい。
習慣です。
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