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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

軽井沢と北軽井沢二泊三日②ルオムの森

2022年10月14日 | たびたび旅

北軽井沢にて二日目の朝。薄曇りですが夜まで雨には降られなさそう。静かな表情の浅間山が見えます。

ホテルの周辺は大学村と呼ばれる北軽井沢で一番古い別荘地が広がっています。
昭和初期に一帯の土地を所有していた法政大学の学長がその土地を文人、学者、芸術家たちに別荘地・法政大学村分譲したのが始まりです。
大正時代に軽井沢と草津を繋ぐ草軽電気鉄道という鉄道が北軽井沢を通っていて今よりも交通の便は良かったようです。
当初は地蔵川駅というのが駅名でした大学村が駅舎を寄贈したのをきっかけに北軽井沢という駅名に変更し、それが地名としても定着しました。
軽井沢のイメージの良さに便乗したものですが、いくら軽井沢の北にあるからと言って15kmも離れた場所に同じ地名をつけるなんてなんというか。ねえ。
東京で例えれば、赤羽のことを北代官山と名付けるくらいの感じでしょうか。

北軽井沢駅は街のシンボルとして現存しています。1960年には路線廃止になっているのによく残しました。2006年に登録有形文化財に指定されています。
左側の欄間の部分に「H」の意匠が見えますが、これは駅を寄贈した法政大学村のHのイニシャルです。

駐車場を挟んで駅と向かい合う北軽井沢住民センターがなかなか美しい建物でした。SALA+光建築工房。2017年の竣工です。

草軽電気鉄道は廃線になりましたが会社は草軽交通として今も軽井沢と草津を路線バスで繋いでいます。そのバスを使って「ルオムの森」というレジャー施設に行きました。

明治の実業家、田中銀之助の別荘として1920年に建てられた洋館を2010年に改修。「百年の洋館」として活用しています。

百年の洋館に連結して2021年に建てられたピッツァハウス。梁と屋根の形がレーモンドの教会と同じ構造になっていました。

ピッツァと飲み物を注文して焼けるのを待つ間に外の焚火でソーセージを焼きました。美味しい!

きのことハムがたっぷり入ったフェリーチェ。森からの涼しい風と赤ワインと焚火とピザ。

広い森の中には子供が喜ぶ遊び場もいろいろ。ジャンベ(アフリカの太鼓)を叩いたりターザンロープで滑ったり大人でも楽しい時間を過ごしました。

行きはバスでしたが帰りは30分のんびり歩きながら13時前にはホテルに戻り。午後は私たちの旅行にしては珍しく予定なしです。
Rさんは女子ゴルフ中継を見てから夕方はマッサージに。私は温泉に入ってから2階の寝室でスマホを使って多重録音などして楽しんでいました。

夕食は雨の中を近くの大火山という居酒屋へ。イカ焼きや肉豆腐、豚キムチなど。

締めに唐揚げ定食を頼んだら、冷凍庫から業務用と書かれた大きな袋を出してそこから油に直接イン。3分くらい引き上げたので上げるというより温め直すくらいの感じかな。
カウンターにいて作業の全てが見えるのですが、隠す素振りもなくてなんだか清々しいくらい。冷凍食品全然問題ないです。美味しかったので私も常備しておきたいくらい。
部屋に戻って大河ドラマの座談会。なぜここでドラマをお休みにして座談会を挟んだのかは謎ですがけっこう面白かったです。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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知らなかったな (Takako)
2022-10-17 08:11:21
子どもが遊べるところ
探していたのでチェックしておきます。
もうすぐ冬ね。寒くなります。
ご自愛なさって。
返信する
takakoさん (B)
2022-10-17 14:03:12
北軽井沢って本当にびっくりするくらい何もないので
この施設が徒歩圏内にあって助かりました。
ファミリー向けの施設ですので子供だったらもっと楽しいはずです。
返信する

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