
久しぶりの大学建築見物は、うちのご近所の帝京大学。
2008年に新築されて時々散歩の途中で目にしていましたが、中まで入るのは初めて。
新築の割になんとなく歴史と風格を感じさせる佇まいなのはINAXや不二窯業が請け負った
外壁のタイル、テラコッタによるもの。
学部と病院を繋ぐ渡り廊下がいいアクセントになっています。
その渡り廊下。近くで撮影すると一部分しか映りません。



繋いでみます。

うん。なかなかいい感じ。こんぴゅーたってすごいねえ。
大学内部を少しだけ。

これといって特徴のない入り口を入ると、中に大きな吹き抜け空間が待っていて驚きます。
先ほど書いたように外観はかなりクラシックな印象なのに対して内部はモダンです。

吹き抜けを真ん中に挟んで、左側にエスカレーター、右側に階段。
ガラスと白い壁と白い照明だけの無機質な空間。

出ました。空中階段。

ちょうど休日で学生がほとんどいませんでした。
設計は石本建築事務所。
石本?って感じでしたが、調べて見たら渋谷のBunkamuraとか、三茶のキャロットタワー、
横浜ららぽーと、沖縄県立博物館など。かなりすごい実績がごろごろ。創業80周年の老舗建築事務所でした。
どこを見ても思うのですが、いまどきの学生さんたちはきれいな校舎で学べてうらやましいです。
さすが金持ち大学です
っていうか私大ならではですね
長男の大学はかわいそうでしたもの
それに比べて次男の大学はきれいですね
もう一回書こうかと思ったけど
何書いたか忘れました。
肝心なのは校舎でないことは確かですね。
とはいえ。
私も長年勤めた板橋の煉瓦造りのぼろい事業所から
小石川のぴかぴかの高層ビルに移ってからは
やっぱしなんか気分が違う。それもまた確かだ。
もうすでに自分のコメントが書かれていることがあります。
何を書いたか以前に書いたことを忘れてるという。
いまどきの大学は。
この前、屋形船に乗るときに、北千住で
電機大学をみました。
そこもすげーでした。
でも、これほどではありません。
寄付金が必要でしょうね、たくさん。
きっと入学時に数百万円の寄付金を払う人が
わんさかいるんだろうな。どうなのかな。
それでも医学を志す人がいなくなると本当に困るので
学生さんたちにはがんばってもらいたいです。