


世の中にはものすごいジオラマを作る人が何人かいらっしゃいます。
精巧なジオラマを見ると、なぜかぐっと胸に来るものがあります。無条件で好きみたい。
SNSで素晴らしい作品を見かけるともっと見たくて、作者をフォローしています。作品のタイプは様々ですが、10人くらいの方を見ているかもしれません。
情景師アラーキーこと荒木さとしさんは特に早い時期から見ていました。
上のジオラマは昭和の駄菓子屋さんですが、視線を下げて店の中を除くとこんなことになっています。

建物自体の大きさは左右40cmくらい。お店の奥の棚に並んだプラモデルの箱、手前のおもちゃも一つずつゼロから手作りです。リアリティはんぱねえ。

『戦国時代、朝鮮出兵後に破竹の勢いで亜細亜統一を果たした豊臣秀吉。和風と各国の文化が混在した文化で国は栄えた。
これは1940年代に欧州連合国との世界大戦の際に豊臣国旗艦として建造された≪超弩級海上要塞 赤城≫」・・・という世界観で作られた架空の戦艦の模型。


蕨のイオンモールの小さなスペースでの展示でしたが、お昼過ぎからけっこう賑わって来ました。(展示期間はもう終わっています)

忘れちゃったけどなんかのSF映画の1シーン。車よりも道端のゴミの描写がすごい。

港の片隅に打ち捨てられた木造船。船は厚紙で実際と同じように骨組みから作り接着剤で固めて木目を彫刻したとか。そんな技術的なことはどうでもよく思えてきます。

上のジオラマでトラックの後方のドラム缶の上に猫がいますがこんなサイズです。これを見るとすべてがどれほど細かい作業か分かります。


1枚3mmほどの落ちている葉っぱも紙から切り出しています。

修理中のガンダム。


一番気に入った「小林メカトロ照会」。映画で見たロボットたちが中古で売られています。新品のロボットを運んでいる軽トラがかっこいい。

お店の右わきにはさらに古くなって、もう売り物にもならないスクラップなロボットが。隅から隅まで作り込まれているので見るのにすごく時間がかかります。
それと、こないだ買った4倍の単眼鏡がすごく役に立ちます。

すごいです。楽しかったです。他にもフォローしている人で現物の作品を見たい人がたくさんいます。
それにしても細かい。きっとハズキルーペ使ってるに
違いない。
黒目とかどうやって書いたんでしょう。
ヒゲだって髪の毛よりはるかに細く見えます。
ハズキルーペなしではできませんね。