
角川武蔵野ミュージアムに行くために武蔵野線で東所沢まで。
武蔵野線で新座より先に行くのは初めてですが、東所沢からあと二駅で新小平、その先が西国分寺。思っていたより中央線に近いことに驚きます。

初めての駅なのでミュージアムに行く前に近隣を散策。駅を出て南へ向かうとすぐに周囲はほとんど農業地帯になります。農地を売った大きなマンションも。

柳瀬川に坂道を下ると川の手前に清瀬金山緑地公園。窪地の溜池の手前側をシャープな棚田状に石を敷き詰め奥に行くにしたがって徐々に自然に溶け込んでいく。
人工と自然の境界をグラデーションに見せるなかなか斬新な公園でした。

公園入口付近には切り出したままのような花崗岩が配置してあるのかそれとも無造作に置き捨てられているのか、なんとも判断の付かない状態で。
調べて見るとこの公園は鈴木昌道さんという昭和10年生まれの著名な造園家の代表作のひとつとしてその筋の人には知られた公園でした。
「昭和の名庭園を歩く」という本で紹介されている11個の庭園のひとつ。これからは造園家の名前も少し覚えておかないといけないのか。この本ポチりました。

金山橋から公園の反対側。このあたり全体が桜の名所のようです。奥に向かって進んでオレンジのネットのところから遊歩道を歩きます。

200mほど歩くと清瀬金山調節池。柳瀬川の洪水対策として平成6年に整備された窪地を使った人工池です。

コンクリートの擬木で作られた道が取り囲んでいます。バードサンクチュアリのようになっていてカメラマンも数人大きなカメラをセットしていました。

柳瀬川の南岸も1km以上続く遊歩道が作られています。焚火台で火を焚いている人がいましたが、無料のBBQエリアとして許されているようでした。いいな。

武蔵浦和から10分ちょっとのところでなかなかいい環境ですよね。

駅方面に戻るにはこの河岸段丘に登らなければなりません。

ジグザグの登り口。

ジグザグの折り返し付近にメガネの残骸。何があったんでしょうか。

線路を越えて向かっていたのはこちら、角川武蔵野ミュージアム。こちらの紹介はまた次回に。
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