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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

武蔵境通り~伏見通りを往く

2021年05月14日 | TOKIOの道と川
東京塗りつぶし散歩。今日は東京都の東西の中央辺りを縦にぶった切ろうと調布から北に向かってレンタサイクルで往きます。

どこを歩いてもかならず登場する野川。東京南部を斜めに流れているので東西の道でも南北の道でも出会ってしまいます。そしてどこで見ても同じ眺め。

今日イチのおしゃれハウス。中がどうなっているのか見てみたい。

武蔵境通りは京王線の調布駅付近から始まります。正式な名称は東京都道12号調布田無線。調布から南は鶴川街道。
ご覧の通り車道、自転車道、歩道が分離されたすごくきれいな道が続きます。ストリートビューで遡ると一番古い2009年の写真ではすでにこうなっていました。

深大寺植物園を過ぎて境浄水場を通過。境浄水場を取り囲む道のうち南の玉川上水通、北の井の頭通、そして東の武蔵境通りと三方を歩いたことになります。

武蔵野中央公園で一休み。ほとんど芝生だけの広い公園は戦前は中島飛行機武蔵製作所西工場だったところです。

なんてことのない場所なのになぜか私の散歩では繰り返し何度も通ってしまう東伏見稲荷前。

以前、眺めて写真を撮っただけのロング滑り台。今日は子供たちもいないので滑りました。けっこうスピード出て楽しい。そしてお尻が痛い。

保谷こもれびホール。1998年にできたということ以外の情報得られず。西東京市市役所と連結されたなかなかユニークな形のコンサートホールです。

西武池袋線を越える。車は地下のトンネル、人はエレベーター付きの歩道橋、自転車は浅い地下道という4層構造。

黒目川にあたりました。先月朝霞台から歩いた所です。

少し寄り道して新座市営霊園に行きました。航空写真で見ると水滴の形をした墓地の配置がユニークで一度中を見たかったので。
周縁部で墓石の向こうに小高い盛土があって、これはきっと誰かの好きな古墳の類だろうと思いました。

ところがその横には一直線の土手のようなものが200m以上も続いていて、これは古墳というより城跡ではないかと思い始めました。

霊園を出て土手の向こう側方向に行って正体が分かりました。陸上自衛隊朝霞訓練場。
あの土手は射撃場の流れ弾が外部に出るのを防ぐために作られたものだと推測しました。

そしてなんとこの射撃場が東京オリンピックの射撃とライフルの競技場だったのでした。これは公式サイトの競技場紹介イラスト。

衛星写真で位置関係を確認。左側に水滴の形の墓地、右側に陸上自衛隊朝霞訓練場。その間の緑色前後が380m続く土塁です。
霊園の端から土塁を越えて訓練場迄の断面図を見てみましょう。上の写真の赤い線ですぱっと切ってみます。

霊園から5mほど高くなった土塁、その右側は逆に霊園より掘り下げられていてその結果霊園と射撃場とでは10mもの高度差ができていました。
こうして射撃場周辺の安全が確保されている訳です。面白いですね。

ちょっと気になったことが。先ほどのオリンピックの競技場紹介ではライフル競技の観客席や大きなかまぼこ型の建物(おそらく室内射撃場)が書かれています。
でも衛星写真の方には何もない。基礎工事の片鱗すら見えません。これってどういうことなんでしょうか。
衛星写真が撮られたのが工事の始まる前だったのか。コロナがなければ2020年に行われる競技会場は2019年には整備が終わっていないとおかしい。
それの基礎工事以前となると2018年以前には工事が始まっていると考えるのが妥当です。gooleの衛星写真の更新頻度を考えるとそんなに古いとは考えづらい。
じゃあ全然工事をしていないのか??? 謎です。

本日のコース。黄色の道。書き忘れましたが武蔵境通りは東伏見稲荷から北は伏見通りと通り名が変わります。
今まで環状5号線から8号線迄縦の道を塗って来ました。環八の外側の環状線は東京外環道とかになるのですが地図を見ていると他に何本か縦の道が見えて来ます。
今回の武蔵境通りが環八に続く9本目の縦線、小金井街道が10本目、少し長さが足りないけど府中街道が11本目。
非常に個人的にですが私の中ではそんな風に道路ナンバーをつけています。
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