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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

首都大学東京 南大沢キャンパス

2019年10月05日 | キャンパス建築巡り

大学セミナーハウスに行くのに新宿から京王線の特急で北野に向かったんですが、調布から分かれて北野に行かない線に乗っていました。知らんもん。
セミナーハウスのサイトを見たらこの線の先にある南大沢駅からでも同じバス停に行けることが分かったので南大沢駅で下車。
生まれて初めて下りた駅なので周囲に何かないか地図を見たら大きな大学の敷地があったので北野に行く前にそちらを見物することにしました。

恥ずかしながら首都大学東京については聞いたことあるようなないような、程度の認識でした。
2005年に設立された新しい大学ですが、元々あった都立大学など4つの都立の大学を「改革」の旗印の下でひとつにまとめてしまったものらしいです。

と言っても大半は都立大学。都立大学と言えば実家のある東横線の学芸大学の隣。環七を柿の木坂からぴゅーっと下って行くとある大学で子供の頃の私には馴染み深い。
都立大は1992年に八王子に移転したらし、2005年に他と合体して「首都大学東京」になったということか。そしてなんと来年、2020年には再び「東京都立大学」になるらしい。
今でも都立大の知名度の方が圧倒的でしょうから15年だけ存在した首都大学東京出身の人は今後もやりにくいだろうな。

ロンドン駅を模したアーケードってどこかに書いてありましたが、ロンドン駅はアーチなのでこれはヴィクトリア駅のイメージかも。
南門から歩いて一本道をどんどん奥に進んでいる途中です。

アーケードを過ぎたところでキャンパス案内を見ました。この図で切れている下から歩いてきて「現在地」と書かれたここまでで440m。
ここからピンク色で表示されてる校舎群の一番奥まで750mくらいあります。「スポーツゾーン」の奥まで合わせると全長1.5kmの細長いキャンパス。
青学なんて正門から奥の講堂まで歩いても330mでした。

どんどん奥に進みます。

キャンパスは南大沢駅北側の尾根筋。緩い上り下りのある土地を巧みに繋いだキャンパスを設計したのは日本設計さん。
クラシックな雰囲気と現代的な建築を融合させたような印象。全体としてちょっといなたい感じがありますがきれいに見えて30年前は一部を除いて日本中こんな風でした。
竣工が1991年となってますから最初は都立大だったのか。ようやく時系列が分った。1991年竣工。1992年都立大移転。2005年首都大学東京に改名。2020年再び都立大学に改名。

メインストリートを挟んで両側に校舎。各階がブリッジで繋がれているのは便利です。

ブリッジを渡ります。

物理系の研究室が並んでいる辺り。放射線が危ない読みたいなプレートがたくさんありました。

緊急シャワー。どんな緊急なんでしょうか。怖いですね。丸い球から光がピカーみたいな?

これが10階くらいまでありそうな一番背の高い建物でした。

学生会館ぽい建物では学園祭の準備中。アカペラコーラスが聞こえてきたりして学校ってやっぱり楽しそう。

最初の写真に写っている教会の塔のような建物の内部。中は天井まで吹き抜けの空洞でした。「光の塔」というそうです。
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