淡島通りが環七で終わったその先。前回、都市計画道路の予定地のフェンスの中の新築の家ことを考えたその先の都道423号線。
わりとすぐに国士舘大学の世田谷キャンパス横を通ります。私が中学生だったころは暴力沙汰の多い怖い学校というイメージでしたがそれは過去のこと。
道祖神や庚申塚がちょいちょいあるので古からある道なんだろうと思っていたら
こんなプレートが答えを教えてくれました。先ほどのお地蔵さんの角からは現在の都道423号がだいたい古道、瀧坂道に合致します。
江戸時代以前の主要な道の多くはは国府のあった府中に関係します。
右手の家なんかまるで江戸時代の旅籠のようですが、実際にはただの昭和の古民家なんでしょう。木製のガラス建具、よく残ったなあ。
豪徳寺のこんもりした緑に引き寄せられて脇道に入ったらちょうどあの旧尾崎邸がある路地でした。4年前の豪徳寺散歩で偶然見かけて以来です。
あれから漫画家の山下和美さんを中心に保存運動があって、最終的に新田たつおさんの資金を元に買い取って保存活用のための計画が進行中。
先月NHKで「そして、水色の家は残った」というドキュメンタリーにまとめられたのを見ました。この後後ろを更地にして曳家で位置を動かすようです。
世田谷線の踏切。都市計画としての道路買収予定は若林からここまでです。
いつしか駅前の商店街になって、経堂駅で都道423号線は終了。小田急線の下をくぐった先は都道118号線になって京王線の仙川あたりへ続きます。
経堂駅の北側に出て見ました。駅もガラス張り。ロータリーの向こうにもガラスの大きな施設が見えます。なんか立派な駅になりました。
2011年4月に開業した経堂コルティという商業施設です。コルティって成城学園の駅ビルもコルティでした。成城と経堂の2か所だけのようです。
大階段とガラスの大屋根がすごいですね。
登ってみました。ガラス越しに駅に入って来る電車も見えますが駅と繋がっている場所はないようです。1階にスーパー、階段下は駐車場と三省堂書店。
ビル部分には無印良品など様々なテナント。この施設があるだけでも経堂のくらしがかなりレベルアップしているようです。
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