ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

豪徳寺

2019年10月09日 | TOKIO散歩

会社員になってすぐの頃、というから80年代中期ですね。短い期間ですが豪徳寺周辺の1Kの部屋に住んだことがあります。
住んだと言っても別に住民票を移したわけでもなく、毎日必ずそこで寝泊まりしたわけではないのですが、それでもまあそういう事情だったとお察しください。

アパートは小田急線の豪徳寺からだと少し遠くて、世田谷線の宮の坂か上町が近かったような記憶。でももう場所がどこだか分かりません。
建物の形も部屋の風景も近所の様子もその部屋で過ごした時間もすべてが白い靄の中。いいことも悪いことも含めて残らない記憶。

写真はそれとは全然関係なく豪徳寺の住宅街で偶然見た古い洋館。「豪徳寺・洋館」で検索したら出てきました。明治40年に建てられた旧尾崎行雄邸でした。
尾崎幸雄。慶応在学中に天狗倶楽部の一員で、金栗四三が東京高等師範の学生だった頃に東京市長だったらしいです。すべてをいだてん年表で考える今日この頃。

ということで35年ぶりに豪徳寺。

三重塔なんてあったかな。2006年に建立されたものでした。知るわきゃない。



外国人観光客が半数以上。

たぶんこの招き猫たちでガイドブックに掲載されているのではないかと想像します。
さきほどの旅行者がお参りの時に拍手を2回したので、ここは神社じゃなくてお寺だから参拝の時に拍手はしないんだよと教えてあげたかったけど無理でした。
そもそも神社を英語でなんて言うか知らないし、神社とお寺の違いを説明できないし、、、、。今まで一体何を学んできたのかと激しく悔やみます。

仏堂。17世紀の物ですがこれが世田谷区内で現存する一番古い建物なんだそうです。横を通りかかったのでお参りしましたが今日の目的はここじゃない。先に進みます。
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