
久しぶりに乗る都営新宿線。たくさんのミッフィーに囲まれたこの部分は都営地下鉄が数年前から取り入れている子育て応援スペースです。
以前きかんしゃトーマスの応援スペースもみたことがあります。

神保町から篠崎までは30分かかります。2021年の江戸川区スポーツランドで行われた浅田真央ちゃんのサンクスツアーはここから歩いて行きました。

駅から北向きに歩きます。昔の地主さんであっただろうと想像できる豪勢な造りの日本家屋。玄関の扉が小さいのではなく、家自体が通常の2階建てより遥かに大きいのです。

篠崎浅間神社。天慶元年(938)創建の江戸川区最古の神社です。

社殿は階段の上に。階段の左右に溶岩が配してあったのでここは富士塚かと思ったら上に富士講碑がありました。

神社と篠崎公園と江戸川に挟まれた一帯に広い空き地がありました。

この一帯を高規格堤防(いわゆるスーパー堤防)にする計画が進められています。さっきの空き地が浅間神社と妙勝寺の間の緑の部分です。ピンクの線の部分が盛土予定地。
ストリートビューで見ると2009年までは普通の住宅地でした。写真に写っている妙勝寺もいずれは立ち退かなければならないのでしょう。堤防ができたら戻ってくるのかな。

堤防の上に上がると篠崎公園の駐車場だった部分で工事が進められていました。

堤防の上には子供のサッカーを見守る親の姿が。休日の朝からご苦労なことです。

堤防の下。まだ家も残っていますが、ここから左へ150mもの幅で巨大堤防の下に埋もれることになります。

篠崎公園に入りました。

昭和15年に150haの公園緑地を作る計画で用地を取得していましたが、戦後に取得した土地を農地として開放したため実際に公園として使えたのは計画の1/5程度でした。
それもA地区、B地区と2か所に分かれてしまっています。現在見ているのはA地区の芝生広場。

和風広場と名付けられた石垣や堀を配した区域。何かの遺構かと思いましたが特に何かがあったわけではなさそうです。
これで23区内の都立公園41か所のうち39か所完了です。帰りは公園の横を通る柴又街道で北へ。

街道からかっこいい校舎が見えたので寄ってみました。江戸川区立小岩第二中学校。校舎は2022年に完成したばかり。校庭・外構工事はこの春に完了したできたての学校です。
「共同設計株式会社」というこのブログでは初登場の設計事務所のものですが、学校建築を中心に幅広く良い作品を残しているようです。メモしておこう。

千葉街道を越えて。

小岩駅に通じる昭和通り商店街はその名に恥じない昭和っぷり。

駅前は2年ほど前に再開発されて特に面白みのない景色に変わっていました。

三日間連続で都立公園巡りのために堀切、西葛西、篠崎、小岩界隈を歩きましたが本当に驚くほどの多国籍でした。
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