



竹橋の旧近衛師団司令部庁舎。谷口吉郎の設計により改修されて1977年に国立近代美術館工芸館としてオープンしました。
が。国立近代美術館工芸館としてここを訪ねるのはこれで最後です。現在開催中の展覧会が3月8日で終わるとそこで工芸館は閉館して石川県金沢市に移転するので。
移転先は金沢城公園、兼六園が並ぶあの一帯。県立美術館と赤レンガミュージアムの間に有形登録文化財である明治期の建物2棟を解体~移築sました。
移転後は国立工芸館となって、「日本海側では初めての国立美術館」となるそうです。日本海側と太平洋側がそんなことで競い合っているとは知らなんだ(笑)




再びただの「旧近衛師団司令部庁舎」に戻ったこの建物がこの後どう使われるかはまだ分かりません。
大阪城本丸の中の陸軍第四師団司令部庁舎みたいにこじゃれたレストランやカフェの入った今時の商業施設にならないといいなーとは思いますが。(個人の願望です)

うねる樋。
自分でも意外でしたが、このブログで工芸館の建物について触れたことは一度もないようです。そういうこともある。

最後の展示はPASSION2020。ほとんどの展示で写真OKだったので喜んで撮りました。次回で。
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