ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

東海道品川宿散歩

2018年12月15日 | TOKIOの道と川
原美術館の前に品川を歩きました。
品川は東海道の最初の宿場。板橋が中山道の最初の宿場なので、最初宿場同士でなんとなく親近感を感じます。

品川駅を出てJRと京浜が交差しているところへ。ここはその筋の人には最初のゴジラが上陸した場所として、別の筋の人には日本で最初の跨線橋として有名。

北品川駅裏手から旧東海道に入りました。道筋の風景が仲宿から板橋宿に向かうあたりにものすごく似ています。

船溜まり。昔はこの辺りから海苔を引き上げていたそうです。屋形船に船宿も。来年は屋形船乗ろうかな。(毎年思ってる)

品川宿散歩はやたらに集中している寺社を巡る散歩でした。適当にはしょりつつ回ります。こちら利田神社には江戸を騒がせた「寛政の鯨」慰霊碑があります。

御殿山下砲台跡。かつてこの辺りが海だった時に154門の大砲が据えられた台場がありました。

臨海山法禅寺。天保の大飢饉でなくなった人たちの供養塔がありました。

一心寺。東海道の裏鬼門を守護するお寺だとか。ご本尊は不動明王です。

銅板葺の三連長屋。銅板の張り方にもいろいろ変化をつけていて面白い。

品川神社。源頼朝が創始したという由緒ある神社。関ヶ原の合戦前に家康が勝利を祈願しに行ったとか。見どころの多い神社ですが、まずは鳥居がすごい。

昇り龍、下り龍が彫り込まれた石鳥居。龍の彫られた鳥居は東京に3つしかないそうです。(他二つは阿佐ヶ谷と高円寺)

六行会総合ビル。品川図書館やホールが入っています。六行会というのは幕末に端を発する品川地主の基金だそうですが、最初は何か危ない団体かと思いました。

六行会の真裏にある荏原神社。

拝殿の屋根の左右から龍が地上を睨んでいます。先ほどの品川神社と力を合わせて江戸を守ってきたようです。口の真下に天水桶があって、龍樋になっています。

第一京浜が目黒川を渡る東海橋の袂にある街路灯。鳳凰付き。目黒川がこんなところに来ていたのか。品川界隈で最も寺が密集している辺りです。

本光寺。

三重塔は最近のものです。ここまで来てUターンして原美術館の方に歩いていきました。

御殿山に向かって住宅地を登って権現山公園の先でJRを越えて。

東京マリオットホテル、御殿山トラストコート(超高級賃貸マンション)がそびえる手前に御殿山庭園。

庭園を見通すガラス張の教会。

晩秋の御殿山庭園。一般の人も入ることができますが、もし御殿山トラストコートの住人の方と会ったら平伏しないといけないような気にさせられます。

本日の品川ぐるぐるコース。7.4kmほどでした。(2018.12.09)
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