久しぶりに晴れた日の午前7時ころ。ReeさんのFacebookで満開の彼岸花の写真を見てこの日の散歩先を決めました。
この先も曇りと雨中心の天気予報だし、ここで彼岸花を逃したら次は1年後です。時刻表を調べつつ20分後には家を飛び出ていました。
伊勢原駅から老人で満杯のバスに揺られて終点日向薬師まで20分。バス停からすぐに参道入口へ。まずは階段を60段上がって仁王門。
門と金剛力士像は1833(天保4)年の造立。
さらに続く階段。
薬師堂前の最後の階段。参道入口に「日向薬師まで30~40分」と書かれていてびびりましたが、実際には10分もかからずの到着でした。
参拝者の平均年齢や足腰を考えてのことでしょうが、40分はちょっと盛り過ぎかと思いました。
茅葺きの日向山宝城坊本堂。平成22年から7年の歳月と8億円をかけて大規模な解体修繕工事が行われました。
それによりベースとなる建物が1660年に建てられ、1745年の大改修でほぼ現在の大きさと形になっていたことが分かったそうです。
解体部材の8割が修理して再利用されました。解体前に赤かった部分は1745年当時の弁柄に塗られました。
元の材の8割を修理して再利用できました。300年以上前の古材とは思えないほど美しく仕上がっています。
一部で彼岸花見ごろ。屋根下の肘木や垂木も知らなければ新築と見紛うばかりです。
本堂脇の駐車場に通じる舗装された林道を使って麓の田園に戻りました。
あちらこちらの脇道に朱色の花が。
日向薬師のバス停から主に西側の休耕地や畦道に一番大きな群生が見られます。
以前見た巾着田のように見渡す限りの面で咲いているのも豪華ですが、日向の彼岸花はもっと生活に近接していて実りの季節の喜びと共にあるように感じます。
田んぼの畦道に彼岸花が多く見られるのは
・彼岸花の根が土手や畔の土をギュッと固めてくれるため。
・彼岸花は毒があるため、田んぼを荒らすネズミやモグラ・虫などの被害を防ぐため。
というような理由からだそうです。
ここまで来るバスは満員でしたが、時間が建てば人もばらけて静かな農村風景を眺められます。
1時間に1本のバスの時刻まで20分ほどあったので、少し先のバス停まで歩きました。途中ですれ違ったこのバスがまもなくUターンして戻って来ます。
3つ先の「藤野入口」バス停まで。気温は30度になったようですが、2か月以上続く35度を乗り越えた身体には至って快適なお散歩でした。
バス停のトイレにあったこの地図にお世話になりました。赤い線がこの日歩いたルート。
真ん中上のあたりに「臨時観光案内所 9月21~23日」と記載があります。例年だったらお彼岸のその辺りが彼岸花の見頃です。
今年は本当に遅かったんですね。それでもちゃんと咲くから偉かった。(訪問日は10月3日でした)
この先も曇りと雨中心の天気予報だし、ここで彼岸花を逃したら次は1年後です。時刻表を調べつつ20分後には家を飛び出ていました。
伊勢原駅から老人で満杯のバスに揺られて終点日向薬師まで20分。バス停からすぐに参道入口へ。まずは階段を60段上がって仁王門。
門と金剛力士像は1833(天保4)年の造立。
さらに続く階段。
薬師堂前の最後の階段。参道入口に「日向薬師まで30~40分」と書かれていてびびりましたが、実際には10分もかからずの到着でした。
参拝者の平均年齢や足腰を考えてのことでしょうが、40分はちょっと盛り過ぎかと思いました。
茅葺きの日向山宝城坊本堂。平成22年から7年の歳月と8億円をかけて大規模な解体修繕工事が行われました。
それによりベースとなる建物が1660年に建てられ、1745年の大改修でほぼ現在の大きさと形になっていたことが分かったそうです。
解体部材の8割が修理して再利用されました。解体前に赤かった部分は1745年当時の弁柄に塗られました。
元の材の8割を修理して再利用できました。300年以上前の古材とは思えないほど美しく仕上がっています。
一部で彼岸花見ごろ。屋根下の肘木や垂木も知らなければ新築と見紛うばかりです。
本堂脇の駐車場に通じる舗装された林道を使って麓の田園に戻りました。
あちらこちらの脇道に朱色の花が。
日向薬師のバス停から主に西側の休耕地や畦道に一番大きな群生が見られます。
以前見た巾着田のように見渡す限りの面で咲いているのも豪華ですが、日向の彼岸花はもっと生活に近接していて実りの季節の喜びと共にあるように感じます。
田んぼの畦道に彼岸花が多く見られるのは
・彼岸花の根が土手や畔の土をギュッと固めてくれるため。
・彼岸花は毒があるため、田んぼを荒らすネズミやモグラ・虫などの被害を防ぐため。
というような理由からだそうです。
ここまで来るバスは満員でしたが、時間が建てば人もばらけて静かな農村風景を眺められます。
1時間に1本のバスの時刻まで20分ほどあったので、少し先のバス停まで歩きました。途中ですれ違ったこのバスがまもなくUターンして戻って来ます。
3つ先の「藤野入口」バス停まで。気温は30度になったようですが、2か月以上続く35度を乗り越えた身体には至って快適なお散歩でした。
バス停のトイレにあったこの地図にお世話になりました。赤い線がこの日歩いたルート。
真ん中上のあたりに「臨時観光案内所 9月21~23日」と記載があります。例年だったらお彼岸のその辺りが彼岸花の見頃です。
今年は本当に遅かったんですね。それでもちゃんと咲くから偉かった。(訪問日は10月3日でした)