おはようございます!あるくべきのふみです!
雨が続くとどんよりしましが、たまに晴れると心地よいですね!しっかり歩き氷冷しましょう♪
前回は、脂肪にも役割があるから、やたらめったら減らすのはどうなのか?という話でしたが、私たちは、体に悪いことは快楽になるし、食事は、食べなければいけないという教育が染み込んでいて、肥満から逃れにくい環境でもあります。
そして、体脂肪は、年齢とともに増加する傾向があります。その理由は、基礎代謝量(呼吸や心臓の拍動など生命の維持活動のために最低限必要となる消費エネルギー)が減少するためです。
基礎代謝量のうち、もっとも大きな割合を占めるのは筋肉ですが、加齢とともに筋肉は減る上に、中年になるにつれ活動量が減少するため、ほとんどの人は筋肉量が減少します。それに気づかず、若い頃と同じように食事をしていると、慢性的な食べすぎや飲みすぎの状態からカロリー過多となり、それが体脂肪となって蓄積されます。
食事を抜くなどの不規則な食生活をしていても、体が危機感をもち、食事から得たエネルギーを脂肪分として蓄えようとします。それも体脂肪が増える理由のひとつになります。
若い頃と体重があまり変わらない人でも、実は筋肉量が落ち、代わりに体脂肪が増え、見かけの体重だけが同じということも少なくありません。
ちなみに若い頃痩せていた人は、体表面に脂肪がつくスペースがないので、その分、内臓に脂肪がつきやすいとも言われます。つまり、見た目が変わらない場合も、要注意というわけです。
もちろん、見た目も変わってくる人も多いです。お腹が突き出たように大きくなってしまうのは、腹部周辺に内臓脂肪が溜まってしまっているという理由が考えられます。一般的には、男性にこの内臓脂肪型肥満が現れることが多いのですが、年齢を重ね代謝機能が低下すれば女性であっても内臓脂肪の蓄積からお腹が大きく突き出したような体型になってしまいます。
内臓脂肪の多い人は普段の食事量も多い傾向があり、食事内容の見直しと、しっかりと歩くことで比較的お腹周りをスッキリさせることも可能です。
毎食お腹が一杯なのに食べる習慣を見直し、やや少ないかな?くらいの量にしてみてください。また、食事も間食も糖質や脂質ばかりを取りすぎないように注意しましょう。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落としやすいため、食事内容の見直しだけでも変化が現れやすいので、やってみてください。
歩行もしっかり行ってください。前述の通り、年齢が上がるにつれ自然と筋肉が失われていくため、何よりも歩くための筋肉は大事です。ダイエットの視点から見ても、筋肉が失われていくことは代謝機能を低下させ燃えにくい体質になってしまい、体を冷やしたり脂肪が増えていったりします。
食事の見直しと歩行習慣で、内臓脂肪は変わっていきます。無理はせず、食べ過ぎないことと、しっかりカロリーを消費することが、肥満を防ぐ一番の方法です。
食べる量は減らさずに何か(サプリや薬)をプラス摂取することで…とか、他人の手を使った手段(脂肪吸引や揉み出しなど)では、きっかけにはなっても、効果は自分の努力しだいになってきます。結局、自分の脂肪には、自分で対処するしかないのです。