読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

頻尿の原因

2021-07-19 07:40:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
暑くなってきました。日中は気軽に歩けないので、日が落ちてから歩き氷冷しましょう♪

骨は内臓を守っている内臓の入れ物です。骨盤を正常な位置で保つということは、内臓の位置も正常になるということです。

よく聞く『頻尿(ひんにょう)』の原因について、過活動膀胱、残尿(排尿後にも膀胱の中に尿が残ること)、多尿(尿量が多いこと)、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性…と言われますが、もうひとつ、骨盤のズレも関係があります。

頻尿とは、「尿が近い、尿の回数が多い」という症状をいいます。一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿といいます。しかし、1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも自分自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。

そもそも尿は、腎臓で血液から作られます。血液には、全身の臓器に栄養素や酸素を運ぶと同時に、体中の老廃物や有害物質を集めて腎臓に運ぶという役割もあります。血液が腎臓に流れ込むと、腎臓の「糸球体」という場所で老廃物や有害物質、余分な水などがろ過されて原尿が作られます。

その後、原尿は「尿細管」を通って「腎盂(じんう)」という場所に集められます。原尿には、体に必要な栄養素などがたくさん含まれており、尿細管を通るときに必要な成分が再吸収されます。実は、原尿の約99%(ほとんどは水分)がここで再吸収され、残った1%が尿として体の外に出されているのです。

このように、腎臓は、血液から老廃物をろ過して体の外に捨てるだけでなく、体に必要な栄養素や水分を戻すという過程を踏むことで、「血液の濃度を調整する」という役目も担っています。

なお、1日に腎臓がろ過する血液は、約150リットルにもなります。健康な大人では1日に800~1,500mlもの量の尿が作られています。

「腎盂(じんう)」に集められた尿は、さらに「尿管」という管を通って「膀胱」へと流れ、最後は「尿道」を通って体の外に出されます。

膀胱は、尿の「貯水タンク」のようなもので、「膀胱の容量がいっぱいになってくると尿意が起こる」という仕組みになっています。膀胱の平均的な容量は300~400mlほどです。そこに、尿が150~200mlほど溜まると、尿意をもよおす仕組みになっています。膀胱の容量と尿意をもよおす尿量との間には100mlほどの余裕があるため、私たちは、尿意が起こった瞬間にトイレに行かなくても大丈夫なようになっています。

膀胱は骨盤の下部、恥骨付近にあり、袋状で収縮伸展します。もし骨盤がズレて斜めになっていると想像してみてください。当然、その内部にある膀胱も斜めに傾くことになります。

そうなると、“尿が150~200mlほど溜まると尿意をもよおす”膀胱のラインがあったとして、膀胱が斜めになることで実際は数十mlしか溜まっていなくてもラインに達してしまい、脳が尿が溜まっていると誤認してしまうことになるのです。

例えば、ペットボトルにマジック等でラインを引いて、水を入れていった時、水平にした状態と、ペットボトルを傾けた状態では、ラインに到達する水量が違うのと一緒です。

そうなると、尿意があってトイレに行っても少量しか出ません。そして、また数分経って、尿が少し溜まるとトイレに行きたくなるという頻尿の状態になるのです。

つまり、骨盤の位置を水平に整え、膀胱の位置が正常になれば、頻尿も解消される可能性があるのです。ちなみに、腎臓の位置も正常になるので、血液循環もよくなります。

しっかり歩き氷冷して、骨盤を自己矯正することで、内臓の位置も正常になり、それらが正しく機能するということは多々あるのです。

打撲

2021-07-12 07:40:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
気温と湿度が高いとマスクで歩くのが困難になります。しっかり注意しながら、歩き氷冷しましょう♪

友人が腰を強打しということで、今回は『打撲』についてです。

打撲とは、「打ち身」とも呼ばれ、転倒して物にぶつかったり、人と衝突したりした際に発生するケガのことです。ラグビーや格闘技などコンタクト系のスポーツは、接触や衝突の機会が多く打撲のリスクが高くなります。

皮膚の表面には傷口がなく、皮下組織や筋肉などを損傷している状態です。ちなみに、筋肉に損傷を負っている場合を「挫傷」と呼びます。

多くの場合、時間の経過とともに自然に回復しますが、強くぶつけた場合や打ちどころが悪かった場合などは「骨折」している場合もあります。

打撲は、受傷直後は痛みを感じにくいという特徴があり、しばらくたつと痛みを感じることがあります。そのため、あとから痛みにより打撲に気づく場合もあります。

打撲した部分やその周辺に炎症を起こして、熱を持ったように熱くなります。また、打撲した場所を中心に、ボコッと腫れ上がることがあります。腫れは一週間程度続くこともあります。

打撲をした場所の皮下の毛細血管が傷つけられると、内出血を起こし、ぶつけた部分やその周囲が青紫色に変化します。これが“あおたん”です。

頭部を打撲した場合、いわゆる「たんこぶ(皮下血腫)」ができることもあります。さらに、頭部や腹部などを打撲した場合は、脳や内臓を損傷している可能性があります。

意識障害のみられる場合や、激しい痛みが持続する場合は、もちろん要注意ですが、注目ポイントはそれだけではありません。

打撲というのは、外力によって発生します。その時重要なのは、ぶつけたその部分だけでなく、ぶつけた部分の近位関節なのです。例えば、上腕の中央部分をぶつけたなら、肘関節と肩関節がズレます。膝を床に強打したら、膝関節だけでなく股関節も上方へズレます。

イメージしてください。3つ連なっている棒があったとして、中央の棒を殴れば、繋がっている部分も確実に動くのです。そうやって物理的に考えれば、当然のことなのですが、打撲はこれを見逃しがちです。

ぶつけた場所にしか注目しませんが、損傷部分はそれだけではないのです。どの方向から、どのくらいの強さの、どういう外力で、ぶつけたかで、関節のズレ方は大きく異なります。

関節がズレると正常ではなくなるので、可動域も変わりますし、動かしにくくなったり、不具合が起こります。しかし、全く動けなくなるわけではないので、「ケガをしたし、こんなもんだろう…」と放置しがちなのです。

ある程度のズレであれば、自己回復できますが、ズレたまま、今度はそのズレを補って動かないように固めたり、新たに他の関節をズラしたり、水泡やコブや骨を作ったりと、体が変な自己修復をすると、さらに厄介なことになります。

レントゲンを撮って、「骨に異常ありません。」と言われたから安心…というわけではないのです。レントゲンには写らない関節のズレまできちんと治して、やっと安心できるのです。

まず最初に行うことは、『氷冷』です。ぶつけた部分と近位関節、土台である骨盤も含め、こまめに氷冷しましょう。

外力が関わってくると、歩行すればいいというわけにもいきません。症状によって、歩いたほうが良い場合と、ひとまず歩かないほうが良い場合があるからです。自己判断が難しいので、基本無理をしないのが一番です。痛みや腫れがきちんとひいてから、少しずつ歩いてみてください。

砂糖依存症

2021-07-05 07:47:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!ザーザー降りの雨だとさすがに普通に歩けないので、たまに上がった時を逃さず歩き氷冷しましょう♪

前回の“太る原因は糖質”という話のついでに、今回は『糖質依存症』についてです。

糖質依存症というのは、砂糖依存症ともいいますが、とくにお腹が空いているわけではないけれど甘いものが欲しくなったり、ついついお菓子に手を出してしまったり、身の回りに甘いものがないとイライラして落ち着かなかったり、糖質にハマってやめられない状態のことをいいます。

この依存というのは、気づかないうちに陥っていて、抜け出せなくなっていることが多く、お酒やタバコなんかの嗜好品によく言われますが、砂糖も小麦粉もその危険性を聞きます。私は、辛いものやマッサージ、皮膚の掻き壊し等々、世の中にはたくさんの依存が存在すると思います。

砂糖依存症は、根本的には、飢餓を避けたいための本能とも言えますが、そういった生命維持のためだけでなく、仕事や失恋などのストレスによっても陥りやすいのです。

甘味を感じることで、精神的なストレスを緩和し、やる気を維持するデータもあるようです。つまり、ストレスにさらされている現代人は、ついつい砂糖を口にしてしまうのです。

甘いものを食べて幸せな気分になり、しばらくするとカラダがだるくなって集中力が低下し、再び甘いものを食してハイな気分になる。

これは、薬物依存の状態に酷似しています。つまり、砂糖は、マイルドドラッグと言えるのです。

人は「気持ちイイ!」という感覚を得ることが行動のモチベーションとなります。快感を感じるのは脳内の「報酬系」と呼ばれる神経です。報酬系は生命維持活動を司る脳幹に始まり、知的活動を制御する前頭前野に至る神経で、主にドーパミンという神経伝達物質の作用で快感が生じる仕組みです。

覚せい剤や麻薬といった薬物は報酬系神経を活性化させドーパミンの分泌を促します。砂糖の甘味もこれと同様の作用をもたらすことが分かっているのです。さらに、砂糖の甘味は脳内麻薬と呼ばれるβエンドルフィンの分泌にも関わっており、これが砂糖が「マイルドドラッグ」と呼ばれる所以なのです。

砂糖依存の程度は薬物に比べて低く、禁断症状も弱いのですが、依存度が進行すれば、深刻な病気のリスクを招くことにもなります。

甘味によって脳は快感を感じます。砂糖の甘味は味覚神経から脳に伝えられ、脳幹の腹側被蓋野という部位でドーパミンが産生されます。ドーパミンは側坐核という部位を経由し前頭前野に伝達され快感が生じます。

この脳が感じる快感というのが、厄介なのです。「あの快感をもう一度感じたい!」と思ってしまい、それを繰り返していくと、依存に繋がってしまうのです。

例えば他にも、脳が何かの刺激を痛みだと認識すると、痛みを緩和するためにβエンドルフィンなどの幸福感をもたらす物質を分泌します。その刺激が、辛味だったり、マッサージだったりすると、体に悪いことでも、もう一度幸福感を感じたいために、同じことを繰り返したいと思うだけでなく、以前より強い刺激を求めてしまうことが多いのです。

依存状態になると、抜け出すのは大変ですが、いきなり全てを絶てとはいいません。もし絶とうとしても、ストレスによる反動で、逆効果になりえます。

まずは、できることからコツコツと行うしかありません。毎日甘いものを食べているなら、とりあえず1日おきにしてみましょう。それも、炭水化物含む全ての糖質というわけではなく、砂糖を使った菓子類のみで充分です。

そのことばかり考えているのもよくないので、気を逸らすためにも、頭をカラッポにして、歩いたりするのがオススメです。