読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

不妊治療

2021-09-27 06:35:00 | 日記

おはようございます!あるくべきのふみです!快晴で気温がちょうど良いと歩きやすいですね。しっかり歩き氷冷しましょう♪

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間(一年間くらい)妊娠しないものをいうそうです。最近では「妊活」という言葉も馴染んでいます。不妊に悩む女性は本当に多いです。

生物学的に、妊娠出産がしやすいピークは20歳くらいと言われており、年齢が高くなると厳しくなってくるとも言います。体への負担など含め、もちろんそういう面もあります。そして、母親の年齢が高くなるほど妊娠合併症のリスク、子供に先天性の異常が生じるリスクが増します。

しかし、妊娠率で言えば、年齢が上がってもそれほど妊娠率は下がらないという研究結果があります。自然に妊娠する女性は、年齢が上がるごとに少なくなっていきますが、その落差は世間が想像しているほど大きくはないのです。

では、何が原因なのか?

3分の1のケースで男性側に理由があることは指摘するべきですが、3分の2は女性にあります。

排卵をコントロールしているホルモンの分泌が不充分であることや、ホルモンバランスが崩れる多囊胞性卵巣症候群、クラミジアなどの性感染症、子宮内膜症、子宮筋腫などの疾患やトラブル…と色々言われています。

私はそこではないところにも注目すべきだと思います。子宮や卵巣はどこにあるのか?ということです。


答えは、骨盤の中です。


着床した受精卵は、子宮の中で約10ヶ月間成長しなければいけません。もし骨盤が傾いていたら、どうなるでしょうか?

私の先生は、子宮をワンルームマンションに例えます。物件を探していて、傾いているワンルームマンションがあったとして、そこを借りますか?と言うのです。

もちろん、新築の傾いていないワンルームマンションが一番良いですが、新築でも傾いているとこは嫌ですし、古くても傾いていなければ住もうかなと思いませんか?と。

つまり、若くて傾いていない骨盤は妊娠しやすく、若くなくても傾いてさえいなければ妊娠が可能だということです。そして、年齢問わず、骨盤が傾いている状態だと妊娠は厳しいということなのです。10ヶ月と言えど、傾いたお部屋には住めないからです。

そして、傾いているお部屋に無理矢理入居しても、傾きで居づらくなれば、強請退去(=流産)となってしまいます。年齢が上がるにつれて、流産のリスクは高くなるというデータもありますが、若くても傾きが酷ければ流産してしまいます。

不妊治療というと、臓器の入れ物である骨盤を通り越して、中身のことばかりになりがちですが、体は全体を診るべきではないでしょうか。目の前にもっと単純な原因があったりするのです。

不妊治療の最初にすべきは、傾いていない快適なワンルームマンションを作ることです。骨盤を正常な位置にするために、しっかり歩き氷冷するべきなのです。私の先生曰く、様々な不妊治療を行ってダメだった女性も、骨盤を治しただけで普通に妊娠するケースが多いのだそうです。

生理が来るたび憂鬱になると言いますが、落ち込んでいる時間にしっかり歩き氷冷していきましょう!


産前産後のケアは本当に重要です

2021-09-13 06:35:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!曇りの日は結構歩きやすいですね。しっかり歩き氷冷しましょう♪

前回妊娠中の骨盤についてでしたが、大きな交通事故なんか以外で、妊娠出産ほど骨盤に影響をあたえることはありません。

妊娠中の女性は足のむくみ・冷え・足のつり・肩こり・腰痛・精神的不安などいろいろな症状が出てきます。妊娠中は、どこでもよく言われることですが「歩け、歩け」です。太りすぎの回避のためもありますが、私的には骨盤周りの調整となります。それだけで、精神的にも肉体的にも楽になるのであれば、やはり歩くべきなのです。ただし、気にしすぎってほど、色々なことに気を付けてください。無理せず、安全が一番です。

そうやってお腹の中で育った赤ちゃんは、通常分娩であれば、産道から出産されます。その時、『出産時骨盤は破壊されますで書いた通り、骨盤は破壊されます。尾骨や恥骨、骨盤の関節(仙腸関節)が、離解(離れ)します。

当然、この離解し(離れ)た骨盤の関節を正常に戻す必要があります。もし、それを行わないと、骨盤の関節(仙腸関節)は離解(離れ)したままで、これが原因となり産後体調不良になり、色々な痛みや病気を引き起こす原因にもなります。

帝王切開の場合は大丈夫というわけでもありません。妊娠初期の段階から骨盤周辺の靭帯が緩み、胎児の成長に伴って、お腹が大きくなることで、物理的に骨盤は開いていきます。さらに、物理的にメスが入るのでそれも外傷のひとつですし、帝王切開だと、骨盤は妊娠時に開いているのに、産道を通らず出産するため、骨盤の関節(仙腸関節)は離解(離れ)が元に戻りにくい場合もあるのです。

「骨盤なんて勝手に治るもの」と言う人もいますが、現在の生活様式がそうはさせてくれません。

一昔前であれば、交通機関が発達しておらず、結構な距離を『歩く』必要があり、料理するにも、洗濯するにも、寝起きするにも、トイレに行く時さえ、『しゃがんで立つ動作』が常にありました。不便ではありますが、その都度、自分で骨盤調整をしている環境だったのです。

しかし、現在では、自転車もあり交通機関も発達しており、そんなに歩く必要もなく、椅子ベッド生活なので、しゃがむ必要もありません。家電製品がどんどん優秀になるので、動く必要がないのです。

私たちの体は、重力の上で動くこと前提に設計されているので、動かないと上手に機能できなくなります。産後放っておいても骨盤は治るからと動かずにいると、骨盤のズレはなかなか元に戻らず、骨盤がグラグラなままでは生活できないので、体がそのままの状態で固定してしまい、今度は関節の動きが悪くなるという事態になります。

若いうちは、筋力でどうにか動かせるので、動きが悪くなった関節にも気づかないまま、数十年後、筋力が衰え、気がつけば関節が動かないし、痛みが発症するというパターンも多いです。

産後1ヶ月は本当にグラグラ期なので、無理はせず、少しずつ歩く分数を増やしていくと良いです。赤ちゃんがいるので、そうも言っていられないかもしれませんが、自分の体をしっかり調整することで、赤ちゃんを守ることにも繋がるということを考えてほしいのです。

産前産後ケアは、人生において、とても重要なことなのです。