読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

身体の一部ではなく、身体全体を考える必要性

2019-06-26 11:32:44 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!梅雨ですが、日中の強い陽射しや雨を避け、今日もしっかり歩きましょう♪

前回の続きです。
人の体が25階建てのビルというお話です。土台の骨盤が傾いていたら、それを他の階層で上手く調整して、なるべく真っ直ぐに保とうとしている人の構造の話です。

もし、骨の位置をズラしたぐらいじゃダメな傾きならば、新たに骨を作ったり、骨を変形させたりしながら、調整していきます。それに伴い、骨の回りに着いている筋肉や靭帯も弛んだり、引っ張られたりします。

筋肉や靭帯、そして表面を覆う皮膚も、骨がズレて建物がバラバラにならないように、硬くなったり、ズレで起きた熱を冷却するため水泡を作ったり、様々頑張って、身体を守ろうとしています。

では、それらの構造があると知った上で、現在、医療機関等々に行って、首が痛いと言った場合、首だけにしか注目しないのは、どうなんでしょうか?

首をぶつけたという場合だったとしても、痛みを発する場所にしか問題がないのでしょうか?それによって、身体の他の部分に影響はないのでしょうか?そういう原因もない場合は、何なのでしょうか?

身体は繋がっています。首であれば、このビルの22~23階部分の問題ということになりますが、そこだけを診て、対処できるでしょうか?その痛みがなぜ出ているのか、根本的な部分の解決はできているのでしょうか?

そもそもの土台が傾いている可能性を考えることが、解決の近道ではないでしょうか?

実際、これまで診た多くの患者さんは、患部(首など)自体を全く触らずとも、土台(骨盤)を治すだけで、首などの問題が解消されることが多いのです。

本当に問題解決するには、まずは土合を治す必要があるのです。
では、その土台の傾きをどう治すのか?

ブログタイトルで予測できるかもしれませんがw、詳しくは次回お話ししましょう。

とても重要な骨盤

2019-06-19 09:06:12 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!今日もしっかり歩きましょう♪

人の身体を造る基礎が骨です。
まずは、人体骨格模型を想像してみてください。理科室にあるガイコツのアレです。

頭蓋骨があって、背骨があって、骨盤があって、手足の骨が伸びています。では、身体はどう造られているでしょう?

ポイントは、身体の重心でもある、骨盤にあります。骨盤が土台になり、そこから背骨、そして手足が延びています。

イメージとして、25階建てのビルを想像してください。土台から背骨一つ一つが1階です。土台から腰椎5階+胸椎12階+頸椎7階+頭蓋骨が屋上。プラスで、股関節、膝、足首と、地下3階まである建物です。

勿論、人によって骨の数が違う場合もあるので階数のプラスマイナスはありますが、概ねこんな感じです。

そして、普通に考えて、土台が傾いていれば、ビル全体が傾きます。そうなると、高層階の傾きは酷いものになりそうですよね?

その酷い傾きをそのままにすると、体を真っ直ぐ保てなくなるので、そうならないように、反対側に傾けて、人間はその傾きを自動補正しています。

25個の積木を倒れないように積み上げていくゲームをすると、分かりやすい結果になります。真っ直ぐ積み上げようとして、途中の人がちょっとずらして置いた場合、次の人はそれを補正してずらされた方向と逆にバランスを取ろうとするはずです。

その自動補正は、とても緻密に私たちの身体の骨と骨の間、つまり、関節で行われています。

その関節の‘ズレ’は、大きいと捻挫になり脱臼になります。目に見えてわからない場合でも、違和感や痛みが出たり、しびれになったり、麻痺したりする症状が出てきたりします。

つまり、この土台の部分である、骨盤が、非常に重要な鍵になるのです。



歩かないと停滞する脳のお水

2019-06-12 09:12:52 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!今日もはりきって歩きましょう♪

前回二足歩になった話の中に、『長距離歩くことで、脳が発達していった』というのがありました。脳の話が出たついでに、脳脊髄液の循環の話をしておきます。これまた、歩くことの重要さが分かります。


脳は、脳脊髄液にプカプカ浮いています。ちょうど、水に浮かぶ“おとうふ”のような感じです。それにより、衝撃も吸収できるし、守ることができます。


けど、おとうふの入ってるお水をキレイな水に替えてない…と言うと、おとうふ大丈夫なの?と思いますよね。


そう、脳が浮かんでいる液体も、ずっと同じではなく、絶えず循環してキレイなものに交換されています。24時間に500ml生産されているというので、ペットボトル1本くらいは、入れ替わっています。脳で生産された脳脊髄液は、脳から背骨を通って、お尻の仙骨まで行って、頭に戻ってきます。


脳から下(お尻)に流れていくのは、重力もあるし、滝のように流れていくのが想像できますが、ではどうやって上まで戻るのか?


手動の井戸水ポンプを思い描いてください。
人間は歩くことで、仙骨の先の尾骨部分(井戸水ポンプの取手の部分)がコックリコックリと頷き運動をして、脳脊髄液を上に押し上げることができるのです。

脳脊髄液の循環は、頭蓋の動きと仙骨の動き、そして呼吸によってもサポートされていますが、この井戸水ポンプの仕組みは分かりやすいですよね。

けど、歩かないと、これ、どうなるでしょうか?

脳脊髄液は、循環が悪くなって、流れが停滞してしまいます。つまり、ポンプの取手である、尾骨をお尻の下に抑え込んで、ずっと座りっぱなしでいることの危険さたるや。


頭痛がしたり、集中力が欠けたり、ぼんやりしたり、頭がボーッとしてくる原因の1つが歩行不足であるというのも頷けませんか?少し歩くだけで、脳脊髄液が循環し、ちょっとスッキリします。


引きこもりの何が悪いか?私は、歩かないことが一番悪いと思います。これは、子供から高齢者まで全ての人に言えることです。抱える問題は、様々ですが、とりあえず、食べて寝ることと同じように「歩く」必要があることを知ってほしいのです。

直立二足歩行の動物です。

2019-06-05 08:00:35 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!今日もしっかり歩きましょう♪


ヒトは、この世に存在する唯一の自発的に直立二足歩行をする動物です。


それが、なぜかという謎は分かってないそうですが、要は、四足だった動物が、二足で立ち上がっちゃったんです。それにより、前足(手)が自由になり、より長い距離を歩くことができるようになり、道具を運び操れるようになり、脳が成長していくことのキッカケになっていったという話はよく聞きます。

けれど、四足を二足にすると、骨格も内臓の位置も変わっていきます。内臓の位置なんて90度も変わります。肛門の位置だって、横から下に向きますよね?だからこそ、ヒトだけ『痔』になります。二足でなければ、ならない病気の一つです。つまり、二足になるって物凄いことなんですが、私達は、そんなスゴイこととも思わずに過ごしています。なぜなら、この物凄い変化を、人間は、自然な成長過程で、実にさらっと得ているからです。

しかし、その自然な成長過程を経ない場合は、どうなるでしょう?

前回話したハイハイ不足、そして、栄養不足(最近は栄養過多も)、日光不足(暴力的な日射しは避けるべきですが、神経質に日光を避けて骨の形成不足になる子がいます)、睡眠不足(近年、成長ホルモンの出る22時前に寝てない子のなんと多いことか)、そして勿論、歩行不足によって、物凄い変化(成長)をさらっと得れない場合、様々な不具合が出てきます。

成長障害と一般的に言われるものより、遥かに多くの“成長(過程の中で起こった)障害”があるのです。

何気なくやってることだから、気付き難いというのもあります。

当たり前のことですが、ぐっすり眠り、しっかり呼吸して、しっかり水を飲み、適度に食事を採って、しっかり歩くだけで、身体は本来の機能を取り戻します。

動物として、そういう機能を持っているのです。