読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

長時間の不良姿勢は止めましょう。

2020-05-25 15:16:34 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
暑くてジメジメしてきましたねー。マスクが一層厳しい季節になってます。朝晩気温が落ち着いている時に、今日も歩き氷冷しましょう♪

前回さらりとミニスクワットと書きましたが、簡単に言うと、立って行う骨盤体操の膝の曲げ具合と腰の落とし具合を浅くして、何回も行う体操のことです。

ポイントは、骨盤体操と同じで、足の正しい位置です。何度か足踏みをして、身体と足の真っ直ぐな位置を調整してから行いましょう。

骨盤体操よりも気軽にできて、回数やっても疲れないところが良いです。動きが浅いので、勢いで動かしがちになるところだけは気を付けてください。動作はゆっくりが基本です。

さて、関節によろしくない体勢というのは、たくさんあります。短時間であれば、元の姿勢に戻った時に、関節も元に戻ると思いますが、長時間不良姿勢を続けると、関節にズレや変形が生じてしまいます。

体育座りや足の投げ出し座りは、尾骨を押し潰し、体が丸まった状態になってしまいます。胡座(あぐら)も尾骨を潰し、骨盤が左右に広がってしまいます。床に座る時は要注意です。足はしびれますが、骨盤的には、正座が負担のない座り方です。

肘枕で横寝するのも、習慣化することで骨などが変形してしまいます。高い枕で寝るのも、首が牽引されてしまい、自然な首の湾曲が阻害されてしまいます。低い枕で体勢を真っ直ぐして寝ると良いですが、寝る姿勢自体が背骨が横になっているので、ずっと寝た姿勢でいることも負担にはなってきます。

足を組むことも、骨盤が捻れて左右に広がってしまいます。左右組み換えれば良いということではありません。

そもそも足を組むのは、体のバランスがおかしいので、お尻や体を安定させるために、無意識に組んでいるのだと思います。それは、骨盤のバランスが悪いということも原因の1つです。

足を組むのを意識して止めようと思っているという人もいますが、ポイントは、足を組まないというところではありません。

座り方です。

足を組みたくなるのは、椅子に浅く座って、背中が椅子の背もたれ側に傾いているからです。そうなると足投げ出されるので、バランスをとりたくなって、足を自動的に組んでしまいます。

椅子に奥深く座り直し、背筋を伸ばし、やや前傾してみてください。尾骨を潰さないようにするとさらに良いです。この体勢で足を組むのは、とても難しいので、自然と足を組んでいない状態になります。

リラックスできないと言われるとその通りなんですが、長時間座る必要がある時など、こういった姿勢も取り入れて、体勢を小まめに変えていくと良いでしょう。

不良姿勢は、体調不良の原因になるので、長時間続けることは止めましょう。やむを得ずやってしまったら、しっかり歩いて氷冷して体を元に戻しましょう。

日常生活の中で、骨盤体操しましょう。

2020-05-18 15:37:31 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
急激に外気温が上がって、身体に疲れが出ている人が多いですね。あと、コロナの影響もあり、歩行不足が深刻になっている人もいます。今日もしっかり歩いて、氷冷しましょう♪

歩く習慣をつけるのと一緒で、これまでお伝えした体操を、ちょこちょこ日常に取り入れてもらえると、動きがスムーズになります。

テレビを観ながら足首を動かすもよし、起き上がる前に四つん這い体操をしてもよし、歩いている途中の信号待ちで骨盤体操をしてもよし…です。

これらの体操の共通点は、骨盤や骨盤まわりが動くというところです。

実は、昔の日本だと、こんな風に意識せずとも、生活の中に骨盤体操が組み込まれていました。

立って行う骨盤体操をやってもらうと分かりますが、これは、ゆっくりしゃがむ動作です。

体操では腰を落とすところまでいっていないですが、しゃがむ動作には、この体操が含まれていると思います。

さて、では、昔の日本で何がスゴいか…と言えば…ずばり、

和式トイレです。

昔と言っても、私が小さい頃はまだ和式トイレだったので、そこまで遠くない昔ですが、その頃は、毎日、トイレでしゃがんで用を足していたのです!

トイレって、毎日3回以上は行くのではないでしょうか?その度に、しゃがんでいたんです。つまり、それだけの回数、自動的に骨盤体操しているってことになるんです。

すごくないですか?

今では考えられません。しゃがんで用を足すこと自体が、無理ではないでしょうか?足がプルプルしてしまって、トイレに集中できません。

トイレだけでなく、洋式化する前の生活を考えてみると、明らかにしゃがんでする作業が多かったと思います。

和式トイレ、卓袱台での食事、敷布団での寝起き…さらに、掃除、洗濯などの家事もしゃがんでの作業が多かったようです。

その度に、無意識に骨盤体操をしているという状況なのです。とても不便で辛いかもしれませんが、骨盤的には、素晴らしいのでは?と思います。その上、それにプラスで当時の人は、めちゃくちゃ歩いているのです。

それで言うと、現在の生活でしゃがむことは、なかなかないですね。洋式トイレ、テーブルに椅子の食卓、ベッドでの寝起き…と、とても楽で快適ですが、骨盤は動かないし、椅子に座ると尾骨が潰されてよろしくないです。

(床に座る場合も、尾骨の潰れる状態はNGですが…。胡座や体育座りなど…)

つまり、日常生活から骨盤体操が省かれてしまった現代は、自ら意識して、骨盤体操を行い、歩くしかないのです。

私の職場に、いまだに畳に敷布団で毎日布団の上げ下げをしている80代のおばあちゃんがいますが、足腰がしっかりしています。ベッドにしたほうが楽なんだろうけど…と言いながら、その作業は確実にリハビリになっているんだろうなと思います。

もちろん、無理をして、転倒したりすると、本末転倒なので、無茶や無理は良くないことは言っておきます。

ただ、言えるのは、生活が便利になった分、自分で意識して動かなければいけないということです。

日常生活で日々やることに、骨盤体操を組み込むのがオススメです。例えば、歯を磨きながらミニスクワットする…等々です。

身体の機能が正常に働くように、しっかり、体を動かしましょう!

マスクをしたまま歩く時の呼吸方法

2020-05-11 16:14:47 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
急な夏気温にビックリしますね。気温が落ち着く朝晩など、気を付けて歩きましょう♪氷冷の気持ちいい季節になりました!しっかり氷で冷却しましょう。

さて、前回サラリと『マスクめまい、マスク頭痛』と書きましたが、マスク装着が必須な今のご時世、これが結構深刻な問題です。

マスクを四六時中着けていて、自分で気付かないまま、頭痛、めまい、集中力の低下などの症状が出ている人が結構います。

呼吸というのは、生きていく上で、めちゃくちゃ重要で、その仕組みは、皆さんご存知だと思います。呼吸することで、私たちの体は、空気の中の酸素を血液の中に取り入れ、不要になった二酸化炭素を出しています。


私たちは1回の呼吸で400〜500mlの空気を吸い、1日に約3万回も呼吸をしています。また、運動をすると酸素を使う量が多くなるので、呼吸の回数はもっと多くなります。


マスクをして呼吸をするということは、自分の吐いた息を吸っていることになります。そうなると、自分の吐いた二酸化炭素を再度吸い込むことになり、続けていくと、当然、酸素が欠乏していくことになります。


私たちは、通常、酸素濃度約21%の空気を吸い込み、酸素濃度約15%の空気を吐き出します。酸欠状態は、酸素濃度約16%を吸い込み始めると自覚症状が現れると言われます。


つまり、マスク内での呼吸は、酸欠引き起こす濃度ということになります。酸素濃度約10%以下になると、死の危険が生じてきます。


余談ですが、最近、中国でマスクしたまま体育の授業をして、亡くなった学生さんが数名いるというニュースがありました。原因は明言されていませんが、これは酸欠が関係あると思われます。運動して酸素を使う量が多くなるのに、マスクのせいで充分に酸素が供給されず、悲惨な結果になったのではないかと考えられます。


酸素濃度が低下した空気を吸入し続けることにより、脈拍・呼吸数の増加、頭痛、吐き気、全身脱力、意識喪失などの症状が現れることもあります。長時間マスクをして生活することは、体の機能が正常に働かない事態になるのです。


マスク生活は、充分な注意が必要です。その上、マスクを着けて歩くとなれば、さらに要注意です!


現状のコロナなご時世で、私も、日々マスクをして歩いていて、どうすれば良いか試行錯誤しています。その中で有効かな?という呼吸方法を、今回はお伝えします。


歩く時の呼吸のポイントは、吐くことを基本にし、吐くときは、とがらせた口から「フーッ」と吐き、吸うときは鼻から「スー」と吸うことでしたね?


マスク装着時の呼吸は、この息を吐く時に、とがらせた口の上唇を少し前に出し、「フーッ」と吐きましょう。吸うときはいつも通り、鼻から「スー」と吸い込みます。



そうすると、吐く息が下に向かうので、少し呼吸が楽になるのです。やたらと、顎に汗をかきますが…(^^;。


もちろん、20分に1回くらい、人がいない場所を探して、マスクを外して深呼吸できれば、それに越したことはありません。


これからの季節は、マスクしたままだと、熱が籠ってしまって、熱中症にもなりやすくなります。歩く時もそれ以外でも、きちんと水分補給することと、できれば、マスクを外して深呼吸する時間を作りましょう。


呼吸は、生命維持に必要不可欠です。体の調子を整える効果もあるので、毎日、寝る前や起床時に、深呼吸を3回くらいするのは、とても良いのでオススメです!ぜひ実践してみてください♪


立って行う骨盤体操

2020-05-04 15:59:04 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
マスクをつけての歩行は、結構辛いですね。マスクめまいやマスク頭痛が起こりやすいです。誰もいないとこで深呼吸したりしながら、上手く歩きましょう。帰ったら、手洗いうがい、氷冷を♪

さて、今回は、立ち上がっての骨盤体操です。骨盤や各関節にじんわり潤滑を促し、自己骨盤矯正をしていきましょう。

ここでも重要なのは、最初のポーズをとる部分です。

・立った状態で、足を縦横真っ直ぐ並行な位置にします。ここで足が斜めになっていないことをしっかり確認してください。


・足は肩幅くらいか、肩幅よりやや広めにとってください。

・背筋を伸ばし、腕は肩の高さで真っ直ぐ前方に伸ばします。

手にはあまり力を入れず、真綿を軽く掴むような感じで握り、指を握りしめず、立てるようにしましょう。

・顔を真っ直ぐ前に向け、目線も前を向けましょう。


きちんとこのポーズをとれてから、スタート↓です。


1.鼻から息を吸って、口から息を吐きながら、膝を真っ直ぐ前に曲げていき、お尻をやや後ろに突き出す感じで、腰をゆっくり降ろしていきます。

※踵が持ち上がらないように注意しましょう。

2.腰を降ろしたままの状態で、呼吸を2~3回します。

3.再び鼻から息を吸って、口から息を吐きながら、ゆっくりと膝を伸ばして、腰を持ち上げていきます。

4.息を吐ききるのと同じタイミングで、最初の姿勢と同様になっていれば1セット終了です。

5.これを3~5セット繰り返します。


この体操で大切なのは、正しい姿勢で行うことです。床にあるタイル線などを目安に足の向きを真っ直ぐにしたり、壁向きで行ったりすると、姿勢を確認しやすいです。

また、歩く時と同じですが、変に力んではいけません。勢いで動くことも良くないので、肩に力を入れず、動作のひとつひとつをゆっくり行いましょう。

やっている時に、膝が痛かったり、腿やふくらはぎがツッパるということがあるなら、立っている位置が間違っているので、足幅をもう少し開いたりして調整してみましょう!腰の下辺りがジワジワしたりちょっと痛いくらいが正解です。

四つん這いからいきなり立ち上がるのが厳しい場合は、座った状態から、ゆっくり立ち上がる体操をしても良いです。その場合も、ポイントは上記とほぼ同じなので、参考にしてください。

じっくりと行うと、3回やっただけで、結構疲れます。これも、筋トレなどとは違うので、たくさんやればいいというものではありません。注意点に気を付けて、1回をしっかりとやってみてください。

これをやれば、歩かなくて良いというわけではないので、基本的には、歩きましょう♪