読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

現代女性は月経が多すぎる?

2022-03-28 06:35:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
温かかくなったと思ったら寒さ急降下だったりで、体も忙しかったですね。無理せずしっかり歩き氷冷しましょう♪
さて、女性の月経前に辛い症状がみられる「月経前症候群(PMS)」は、ご存知の方も多いと思いますが、月経前に以下のような症状が表れる病気で、一般的によくある不調も含んでいます。

(1)月経の数日前から生じ、(2)月経が始まると消失し、(3)月経のたびに生じる

【精神症状】イライラ、憂鬱、倦怠感、集中力や意欲の低下、過食、引きこもる、眠気、不眠、不安など

【身体症状】頭痛、胸部・腹部の張り、下腹部痛、腰痛、吐き気、便秘、肌荒れなど

女性のホルモンは主に4つのホルモンが乱高下するので、不調やイライラは常にそばにいると思って間違いありません。
自分自身の症状を知ること、対処法について理解することが、月経と上手につきあい、穏やかな毎日を送る第一歩になります。

月経周期に応じて、女性ホルモンは増えたり減ったりしています。PMSは「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が盛んなときに症状が表れます。

基本的にPMSの治療は、生活指導と薬物療法、カウンセリングなどの心理療法が中心となります。
例えば、低用量ピルを服用すると、含まれる女性ホルモンの作用により排卵が抑えられ、ホルモンの変動が少ない状態になり、PMSの症状が抑えられます。

ピルにネガティブなイメージがある人や、「そんなに長く月経を止めて大丈夫?」という心配をする人もいるかもしれませんが、そもそも現代女性は月経が多すぎる傾向にあるようです。

昔は一人の女性が産む子どもの数が多く、妊娠・出産回数が多い、つまり月経がない期間が長かったのです。
しかし、現在では、少子化もあり、妊娠出産回数は少なく、常に月経がある状態というわけです。

月経の回数が多いことで、子宮内膜症などの病気が増えているという問題もあります。
月経を止めることは悪いことではなく、むしろ子宮内膜症やPMSなどの病気を改善することにつながるそうです。もちろん、将来の妊娠への影響もないようです。

対処法として、毎日の症状を記録することから始めてみましょう。自分の症状を知ることが第一です。病院でも基本は2か月以上の記録を元に診断されます。
そして、セルフケアとしては、なんと言っても『歩行』です。その他、食事、十分な睡眠、禁煙、食生活の見直しなども挙げられます。

月経前に甘い物や刺激物がほしくなる人は多いですが、血糖値の大きな変動はイライラを増幅させます。
血糖値が変動しにくい未精製の炭水化物や、気分を安定させる『セロトニン』のもとになるタンパク質をしっかりとることが重要だそうです。

自分の症状を知り、身体の変化を意識することは、治療の一環にもなります。また、『この時期にこうなる』とわかることで行動や予定を調整しやすくなるので、仕事や人間関係への影響を回避できるようにもなります。

辛い症状は多々ありますが、まずは自分を知り、対策を練るしかありません。しっかり歩き、自分がなるべく快適に過ごすための対処をしてきましょう。

分娩後脱毛症

2022-03-14 06:35:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!暖かくなってきましたが、花粉症の人には辛い季節になってきました。対策をしてしっかり歩き氷冷しましょう♪

産後の抜け毛についての悩みを聞いたので、今回は産後の抜け毛についてです。
骨も筋肉も皮膚も常に破壊と再生を繰り返していますが、髪にもヘアサイクル【毛周期】というものがあります。

ヘアサイクル(毛周期)は「成長期」「退行期」「休止期」の3つから構成されます。男性は 3~5 年,女性は 4~6 年で繰り返しています。成長期に伸びた髪の毛は退行期には衰え抜けやすくなります。そして、休止期に成長が止まり、脱毛していきます。

分娩後脱毛症とは、産後の女性にだけ見られる脱毛症です。産後脱毛とも呼ばれています。原因には、女性ホルモンのはたらきが大きく関わっています。

普段髪の手入れをしている時に、いつもより多めに髪が抜けることで気づくことが多いようです。人によっては前髪の生え際が後退してしまうほど髪の毛が抜けることがあります。

症状には個人差がありますが、分娩後脱毛症は妊娠・出産を経過した多くの女性が経験しており、出産後2~3カ月で現れ始めます。

分娩後脱毛症の主な原因としてあげられるのが「女性ホルモンバランスの乱れ」です。女性ホルモンには「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と「エストロゲン(卵胞ホルモン)」という2種類のホルモンがあります。妊娠中はこの女性ホルモンが通常よりも多く分泌されます。

女性ホルモンには、髪の毛の抜け毛を防いだり、髪の成長を促進させたりする働きがあるため、女性ホルモンが多く分泌されている妊娠中は、抜けるはずの髪の毛も抜けにくい状態になっています。

妊娠中に毛深くなる人が多いのもこのホルモンバランスが影響しています。 産後はこのホルモンバランスが一変し、女性ホルモンは急激に減少してしまいます。この減少により、妊娠中に抜けるはずだった髪が一気に抜け落ち、薄毛になってしまうのです。

その他の原因として、赤ちゃんとの新たな生活でのストレスや、産後ダイエットによる栄養不足、母乳による影響なども考えられます。

母乳育児が必ずしも産後の抜け毛・薄毛になるという根拠は明らかにされていませんが、母親が食事から摂った栄養が含まれる血液が赤ちゃんのための母乳となるので、産後の母親の体は栄養不足に陥りやすくなります。

栄養不足になると、髪の毛まで栄養が行き届かなくなってしまう為、髪の成長が止まり抜け毛につながると言われています。
産後の無理なダイエットも同様に栄養不足につながるので、要注意です。

分娩後脱毛症はその他の脱毛症と違って、時間の経過とともに治るもので、目安としては出産してから6ヶ月~1年ほどで自然に回復していきます。回復スピードには個人差がありますが、授乳を終える頃には本人も知らない内に改善されているケースが多いようです。

対策としては、食生活を改善すること、良質な睡眠をとること、自分がリラックスできる時間を作ること、頭皮ケアを行うこと等があります。どれも特別なことではありませんが、周りの協力なしには当たり前にできないことも多いのです。頑張りすぎないことが大事かもしれません。