おはようございます!あるくべきのふみです!歩くには良い気候ですね。今日もしっかり歩き氷冷しましょう♪
産後に腹直筋離開されている方がいらっしゃいます。
腹直筋離開とは、お腹の中心で左右の腹筋をつないでいる白い線状の部分(白線)が横に伸びて薄くなり、腹直筋の間に約2.7cm以上左右に腹筋が離れて開いた状態になることをいいます。
産後の女性の30%は、腹筋が中心で裂けてしまう腹直筋離開がみられると言われています。離開の幅は人それぞれで、指1本から3本くらいが入る方がいるそうです。
ほとんどの女性は自然に治癒するそうですが、産後2カ月たってもこの離開が残っていたら、戻りが悪いと言えるかもしれません。
お腹の中心が離開していることで、内臓が支えきれず、立った時に内臓が前面に押し出されるためお腹がポッコリすることもあります。
腹直筋離開を治す専門の治療院もあるようですが、個人的な意見を言うと、骨盤が元の位置に戻れば、腹直筋も普通に戻っていくと思います。
身体は、元の位置を覚えているものなので、骨も、筋肉も、皮膚も、元の位置に近い場所に近付けてあげるだけで、自然と元に戻っていきます。
筋肉断裂の整復で、よくその場面を見ます。離開している筋肉部分の端と端を物理的に近付けているだけで、筋繊維は、元々繋がっていた場所に綺麗に戻っていき、陥没していた筋肉もゆっくり元に戻ります。目の前で治っていくところが見れます。
腹直筋離開は、筋断裂が起っているわけではないのですが、考え方としては、同じように元の位置に近付けるという手法が有効ではないかと思われます。
もし自然と治らない場合は、骨盤のズレを深掘りすべきな気がします。産後は様々なことが起こるので、注意深く骨盤やその他を治していく必要があります。