読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

湿度が高いと呼吸しづらい理由

2020-07-27 15:48:26 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
連休があっても、コロナの波があると、色々と制限されますね。人は動物なんで、閉じ込められるとストレスが生じます。歩ける時に歩いて、しっかり氷冷しましょう♪

湿度が高いこの頃ですが、人はある程度乾燥した空気を吸い込む必要があります。

  • 吸い込んだ空気は、気管分岐部でほぼ相対湿度80%まで加湿され、肺胞に到達したときには、温度37℃、相対湿度100%まで達しています。

  • 肺胞で、膜と毛細血管の壁を通して、二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)が行われます。酸素は毛細血管を通じて体内に運ばれ、息を吐くことで、二酸化炭素が排出されます。

吐き出す空気(ガス)は、相対湿度100%です。寒い冬に、吐いた息が白いのは、その水蒸気が見えるからです。

湿度の高い空気を吐き出して、ある程度乾燥した空気を吸い込むことで、呼吸器官は循環しています。

そこで、湿度の高い空気しか吸い込めないと、どうなるでしょう?

湿度の高い空気を吸って吐くという循環になってしまいます。呼吸回数が増えたり、息苦しさを感じることがあります。そんな時は、少し湿度の低い環境にするのも良いかもしれません。

ただし、冬に、空気が乾燥し過ぎていても、気管分岐部での加温加湿の部分で問題が出てくるので、適度な湿度というのが必要なのです。

まぁ、そもそも、環境を体に合わせるよりも、体が環境に対応してくれるほうが大事です。エアコンもあるし、便利な世の中なので、ついつい楽なほうへと流されがちですが、頼りすぎるのも良くないようです。

暑熱順化の話でも出ましたが、体の機能を正常に稼働させることも対策のひとつです。大きく呼吸すること、歩くこと、水分をしっかり採ることで、色々な効果が現れます。

是非試してみましょう!

サプリメントは効くのか?

2020-07-20 15:19:00 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
今年は梅雨がなかなか明けませんね。暑いのは嫌ですが、雨が続くのも困りますね。歩ける時に歩いて、帰ったら氷冷しましょう♪

「先生、○○っていうサプリメント効きますか?飲んだほうが良いんでしょうか?」

宣伝広告の効果ってスゴイなと思いますが、こういう質問はよくされます。

食事を補う目的のサプリメントはまだしも、関節軟骨を補給するとか、筋肉を造るとか、皮膚を内側から…とか、そういうのは、個人的にオススメはしません。

基本的に、口に入れたものは、いったん全てが胃で溶かされ分解されます。アミノ酸という分子にまで分解され、それが吸収されて体内に入ります。体内に入って、その成分が、目的地である軟骨や筋肉や皮膚に届く確率は、めちゃくちゃ低いのです。全く届いていないという調査結果も実際にあります。

ただ、医学的に効かないと証明されようが、効く、効いたという人がいます。ここが人間のすごいところだと思うのですが、プラセボ(プラシーボ)効果というものがあります。

プラセボ効果とは、効き目がある薬だと本人が思い込むことで、実際に症状が改善されることです。治験の際は、本来の薬と、偽薬を作って、その効果を確かめます。

アフリカの部族で、お腹が痛くなったら歯磨き粉を舐めると治るという人達がいて、調査すると、歯磨き粉には痛み止めの成分はないのに、その人達は本当に治っているという結果が出たという話があるそうです。

それが所謂プラセボ効果というものなのですが、なぜこんな効果が起こるのか理由は明らかになっていないのです。暗示や自然治癒などが背景にあるようですが…。

想像してみてください。自分が信頼している先生から出された薬と、信用ならないと思った先生から出された薬。全く同じ薬だったとしても、その効果は違う気がしませんか?

つまり、これは本当に効くんだ!と信じることで、本当に効いてしまう不思議なんです。私は、『思い込み』が一番ものすごい薬なんじゃないかと思わずにはいられません。

というわけで、個人的にサプリメントをオススメはしませんが、否定することもしません。もし、本気でその効果が出ると信じられるなら、効く可能性はあるのです。まぁ、もし半信半疑であるなら、効かない可能性が高くなるので、止めたほうが良いかもしれませんが…。

これ絶対に効くからと他の人に強要したりするのはどうかと思いますが、自分に合っているというものは、飲んでいても良いのではないかと思います。

「サプリメントが効くかは、その人の思い込み次第です。」と、私は答えています。

腸活と骨盤の位置

2020-07-13 14:52:47 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
まだまだ雨が降ったり止んだりの日々ですね。気温が落ち着くとだいぶ過ごしやすいですが、湿度が高いと厳しいです。無理をせず、自分の体調と相談しながら、歩き氷冷しましょう。

月経痛と骨盤で、骨盤の底部分の子宮と卵巣は、骨盤が歪むことで変形してしまうという話をしましたが、それで言うと、小腸大腸も骨盤と大きく関わっています。

腸は長さが7~9メートルもあり、ずっしりと重いわりに、左右の両端が固定されているだけなので、下垂しやすいという特徴があります。さらに、女性は、腸腰筋などの腸を支える周辺の筋力が弱いため、便通が悪くなりやすいのです。

男性は下痢になりやすく、女性は便秘になりやすいのは、腸を支える筋肉の強さの差や、骨盤の型の違い等のようですが、基本的には、腸のトラブルという面では同じです。

食べたものが、体内にいるのは、約18~72時間と、ずいぶん開きがあります。その滞在時間の差がつく区間は、ほぼ大腸です。大腸通過にかかる時間は、腸内細菌のバランスに関係があるようです。

便の通過がスムーズで滞在時間が短ければ、問題ないのですが、便の滞在時間が長くなると、悪玉菌が増えてしまい、色々な問題になってしまいます。

もちろん、食事に気を付けることも大切ですが、水分をしっかり採り、歩くことが、とても重要になります。

骨盤の位置がおかしいと、それに伴い、腸の位置も正しくなくなります。腸の位置が正常でなければ、腸の動きが悪くなり、便の滞在時間は長くなってしまいます。

お腹を触って、皮膚が冷たい箇所があれば、腸の機能が低下していると思って良いでしょう。そういう箇所は、温めるのも良いです。

ちなみに、腸は、代謝機能を担う肝臓とも密接な関係があります。腸機能が低下すると肝臓に負担がかかり、代謝機能も落ちてしまいます。体は代謝によって糖や脂肪をエネルギーへと変換しているため、代謝機能が低下すると、太りやすくなったりもします。

歩行は、骨盤を正しい位置に戻し、かつ、新陳代謝を良くし、腸の働きを活発にさせてくれるのです。腸活の観点から言っても、やはり、歩くべきだと思いませんか?

骨粗しょう症予防

2020-07-06 16:19:31 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
雨が続きますね。1年間の雨量が1日で降るなんて、まさしく災害です。被害があまり出ないことを祈るばかりです。

さて前回、更年期症状の先にある高齢期に、骨粗しょう症などのリスクが高まると書きました。今回は、その骨粗しょう症についてです。

「生理なんてしんどいから、早く終わってほしい…。」なんて言う人もいますが、その発言、ちょっと待ってください!

「生理が終わってしまうと、骨が弱くなってしまいますよ?」と私は言いたいです。なので、なるべくならば、しんどくても生理があるほうがマシだと思うです。

以前にも記述しましたが、骨は、『形成』と『破壊(吸収)』のバランスで骨密度を保っています。女性は、閉経により女性ホルモン、エストロゲンが減少すると、骨吸収が盛んになって、バランスが崩れ骨密度が急速に低下します。

ちなみに、男性も前立腺癌の内分泌腺療法で、骨密度が減少したりするそうです。このことからも、ホルモンと骨密度というのは、とても深く関係していることが分かります。

そもそも、骨密度とは、単位面積あたりの骨塩量のことで、カルシウムなどのミネラルが、骨にどれくらい含まれているかの指標となります。一般的に、20代で骨密度はピークとなり、その後徐々に減少していきます。

なので、年をとれば、どうせんでも骨密度は減少していくものなのです。それが、女性は閉経後のホルモン減少をきっかけに加速するというだけなのです。

骨密度が低下すると、骨がスカスカになり、骨折しやすくなります。これが、骨粗しょう症です。骨の強度が低下すると、つまずいて手や肘をついただけ、くしゃみをしただけ、椅子に座っただけ、等の衝撃で骨折してしまう事態になります。

骨粗しょう症は、自覚症状がないことが多いので、要注意です。閉経後の女性は、ほぼほぼ骨粗しょう症だと思って、乱暴な動きをしないように注意したほうが良いです。

もちろん、食事に気をつけて、大豆類を摂取することも大切ですが、骨を丈夫にするには、食事と同じくらい歩行が大事です。

歩行は、骨を造る細胞を活発にし、血液の流れをよくし、その上、筋肉も鍛えてくれます。こつこつ歩くことが、骨粗しょう症の予防になるのです。骨を強くするために、今日もしっかり歩き氷冷しましょう♪