読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

ワクチン予防接種

2021-03-01 06:36:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
暖かいと思ったら、冷たい風が吹いたり、寒暖さがまだまだありますね。気を付けて、しっかり歩き氷冷しましょう♪

最近は、コロナのワクチン接種の話題が多いですね。今回は、ワクチンについてです。

感染症にかかると体の中で抗体などが作られ、新たに外から侵入する病原体を攻撃する仕組みができます。この仕組みを「免疫」といいます。

「免疫」の仕組みを利用したのが「ワクチン」です。ワクチンを接種することにより、あらかじめウイルスや細菌に対する免疫を作り出し、感染症にかかりにくくしたり、重症化を防いだりするのです。

免疫を作るためのものなので、ワクチン接種後に微熱や頭痛などの副反応がみられることもありますが、実際に感染症にかかるよりも症状が軽いことや、まわりの人に感染することがない、という利点があります。

「今元気で何の症状もないのに、注射なんて打ちたくない。」という人もいますが、ワクチン接種には「個人を守る」と「社会を守る」の2つの役割があります。

ワクチン接種を受けると、その病気に対する免疫がつくられ、その人個人の感染発症や重症化を予防することができます。また、多くの人が予防接種を受け免疫を獲得することで、集団の中に感染患者が出ても流行を阻止することができる「集団免疫効果」が発揮されます。

今回のコロナの場合だと、経済活動を再開するためには、集団免疫が必須になるので、ワクチン接種の実施が急務になっているのです。

その中で、高齢者はワクチンを接種しても、予防効果が一般的な成人と比べて低いとも言われています。理由は、加齢とともに免疫細胞が弱まっていて、抗体を作る力が落ちてしまっているからです。実は、免疫力のピークは18歳前後なので、40歳くらいで、免疫力はピーク時の半分ほどになってしまうそうなのです。

「じゃぁ、高齢者は接種してもしょうがないんじゃない?」と言われるかもしれませんが、免疫力が弱っているからこそ、感染症にかかった時の重症化リスクが高いのも事実なのです。

ワクチンの優先順位の議論は様々ありますがそれは置いておいて、しっかりとワクチンの効果を出すために、接種前の普段の生活から免疫力を高めておくことが重要です。

具体的にどうするかというと、『腸活で免疫力アップで書いた通り、まずは歩くことです。体を動かすことで、細胞が活性化されます。筋肉量が落ちると体温も下がるので、しっかり歩いて筋肉量をキープしましょう。もしそれでも基礎体温が低い場合は、湯船につかったり、白湯を飲んだりして、基礎体温を上げましょう。

基本的なことですが、十分な睡眠をとることや、食事も大切です。できるだけ、バランスのよい食事を心がけ、食べすぎないように注意しましょう。

精神的なことで言うと、ストレスをためないことや、“笑う”ことも大事です。細菌に感染した細胞を死滅させるNK細胞は、笑うことで活性化され、免疫力アップにつながるという報告があるそうです。

ちなみに、免疫力は季節の変わり目に低下しやすいとも言われます。冬より夏のほうが、夏バテなどで体力が落ち込みがちなので、要注意なのです。

ワクチン接種前に、日々の生活で免疫力をしっかり高めておいて、ワクチンを接種し、十分な効果を出すようにしましょう。