読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

顎関節症

2021-03-08 06:42:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
寒暖差が結構ありますね。衣服で調整して、しっかり歩き氷冷しましょう♪

口が開きにくかったり、パキパキ音がしたり、開けた時や噛んだ時、顎の痛みで食事ができなかったり、夜眠れないなんていう悩みをお聞きすることがあります。今回は、顎関節症についてです。実は、頭痛・首肩の痛み・目の痛み・耳鳴りの症状を伴うこともある厄介なものです。

顎関節症の代表的な症状は、①顎が痛む、②口が開かない、③あごを動かすと音がする、の3つです。『顎関節症』というのは、顎関節やあごを動かしている咀嚼筋の痛み、顎関節雑音、開口障害あるいは顎運動異常を主要症候とする障害をとりまとめた病名です。

一般的には、顎関節周囲の炎症、神経障害性、ストレス(心因性)や異常な口の開閉運動や生活習慣性が原因と言われますが、はっきりした原因は不明だと言われています。

これは、口を開けるという動作を、顎関節や下顎だけを見ていると、どこに問題があってこの症状が出ているのかが見つけられません。

ワニが口を大きく開ける時、上顎も下顎も同時に動いていませんか?
人間も口を開ける時、上顎を上にあげようとする力が働いていますが、頭と首の骨とでその動きを受けとめているので、結果として下の顎だけが動いているように見えるのです。

試しに、頭を後ろに傾けて(顎を突き出して)口を開けて、それから、反対に頭を前に傾けて(顎をひいて)口を開けてみてください。

どちらが、口が開けやすかったでしょうか?
断然前者だと思います。このことからも、頭の重量や首の骨の支持が、口の開閉に重要な役割を持っているのがわかります。

喉仏の骨(舌骨)も、滑車の役割をして、口を開ける動作を助けています。つまり、口を開けるという動作は、顎関節だけでなく、いろんな要素が加わって行われているのです。そして、顎を動かす支点は、頸椎にあります。

そのため、顎関節症は、「骨盤」と「頸椎」に問題があると考えられます。25階建てのビルの話で言ったように、土台が揺らぐと、上層階への影響は多大なものになります。頸椎と顎関節は同時に動くので、頸椎がズレていると顎関節もズレてしまうのです。

ちなみに“舌骨”は、頚椎と顎関節を繋いで顎関節の動きに大きく関わり、歩行などの姿勢制御・方向転換の運動系にも影響します。

骨盤を歩いてしっかり治していくことはとても重要です。しかし、顎関節症は、ズレの積み重ねで発症するので、治るのにも時間がかかります。簡単ではないことも知っていてください。

歩行に加えて、食事の時、①正面を向いて噛む、②足裏を床に着ける、③背中を真っすぐにして噛むことなどにも注意すると、改善に繋がると思われます。

何にしろ、地道に歩いて氷冷して骨盤を自己矯正していくことが、解決の第一歩です。