旅立ちの季節

この時期になると。一つの人生の節目である人たちが多くなるようで。

今日も後輩が大学を無事に卒業。
お祝いにシンプルだけど花を贈った。
花を贈るのって、最近してなかったな～。
なんか花を買う自分が、愛らしくも感じる。
女性なんだな、あたしも。

卒業式というめでたい時なのに、悩んでる後輩もいた。
これから社会にどういった姿勢で出て行くのか。と。

希望していたところの採用が取れず、ひどくショックを受けていた。
建築辞める、だなんて言っていたけど、それは強がりだな、と思った。
建築が好きだからこそ言えちゃうんだよ。そういうことは。

ホントに嫌いだったら、辞めるだなんて表現はしないんじゃないか？

適当に励ますのは嫌いだけど、うまいことが言えなかった。
自分も一度事務所を辞めて悩んでた時があるから、そういったスランプはわかる。

こんなことで悩んじゃいけないな、と思うことがまた重荷になるんだよなぁ。
やるべきことの優先順位をつけられないって、彼は言っていたが、順位なんてつけちゃいけない。

順位をつけていいのは、経験して振り返った時だけだと思う。
挑んでみなくちゃわからないじゃないか。

どこからか聞いたことや見たことでそのものに順位をつけてしまうのは、自分の可能性を狭くしてしまってることになるんじないか？
自分の可能性を知りたいっていうなら、やってみるしかないと最近思うのだけど。

世間体も気にしていたらそこで終わりだ。
平均で生きようなんてのも、私にはつまらなくなってきている。
だからといって、変にひねくれるってことじゃない。

自分を逆に追いつめて、そこをクリアしようとするときになんか新しいものが見えそうな気がするんだけど。
簡単な方向へ、害のない方向へ進むだけじゃ、１度しか無い人生を生きるには、あまりにも退屈になっちゃうんじゃないかな。

いきいきと生きるには自分を鍛えることなんじゃないかな、と思う。
お金があるだけが幸せなんかじゃない。
そんなのは物理的に豊かなのかもしれないが、結局は頭がすべてお金に取り巻かれるようになってしまう危険に自らをさらしてるにすぎないんじゃないのか。
そんなことよりも、本来の人としての充実というものを手に入れられたら、どんなにいいのかと思う。

あ。。。脱線してきた。
心が満たされればいいじゃない。
簡単に言ってしまえばそんなとこか。

人並みに暮らせるというのは時に重要かもしれないけど、気持ちがそれに負けるのは危険なんじゃないかなぁ。
そんなにみんなでまねっこして生きてたって、楽しいものが生みだされるはずないじゃん。

どっかで何かがはじけるような状況にいないと楽しくはならないんじゃん？
いまどきのワカモノみたいになんでも同じもの持って、同じ格好で、同じ口調で。。。。
そんなんでこれからの世の中が。。

あ、、、また脱線。

とにかく、悩むのもいいけど、今日ぐらいはじけちゃいなよ。
後輩たちはやたらとまじめだ。

私はこんなに適当なのにな～。
難しい世の中だ。