苛立ち

明日はお店の引渡しと取扱い説明。

朝集合なので、早くに起きなければならず、でもお客さんと打ち合わせるための物を用意しなければならず。
事務所の仕事も詰まって来ていて、流石に早退もできずに終電近くで帰って来たというのに、相方は家の鍵も掛けず、一人で一杯ひっかけて、床で寝ていた。

さすがにキレそうになったが、大人げないと思いそうっとしておく。
と、テーブルの上にはつまみにしたらしきキムチと納豆の混ぜた物が。
異臭を部屋中にまき散らしている。

帰って来て直後には気がつかなかったが、座っていたら妙に臭って来て、起こしても夢から覚めそうにも無く、渋々ラップをかけて冷蔵庫に入れた。
コップや端を洗って片付け、疲れているが明日の為に作業をするためパソコンに向かう。

この間、ずっと相方は床の上。
寝言を漏らす。

気持ちが悪くなって来て、じっとしていたら、突然起き上がって早くしろと怒られた。
ナゼ？？

どうして怒られなくてはならんのだ？？

怒りが。

現場で失敗している部分をどうやって修正するかをちろっと投げてみたら、お前のデザインがしっかりしていないからだとまたもや怒られる。

え？
まあ、よく知らないのも悪いんですが。

で、名刺のデザインもお客さんが迷っていて決まらないんだよね、と言うと、またもやお前がしっかりしていないからだと怒られ・・・。
そうかい、そうかい、とあしらったら感じが悪いと怒られ。

怒りのボルテージが上がって来て、殺意を覚える寸前でこらえる。
最近、疲労がたまっているので、ただでさえイライラしているというのに、相棒が一人で飲んだくれてやたらと怒られるものだから、やりきれない。
私だって飲んでそのまま眠りに落ちていきたいところだというのに、だ。

もう放っておくことにする。
朝になれば自分も忘れるだろう、ということにして。

気持ちが悪いのは、おそらく睡眠不足とストレス。
どこにぶつけていけば私は救われるのだろうか。

少なくとも、明日ぐらいはゆっくり湯船に浸かろう。