金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【オミクロン旋風②】 忍耐力勝負では、人類は劣勢に!

2022-01-29 07:54:35 | 金融マーケット

 オミクロン旋風は、欧米の例を見てもピークは1か月、長くても2か月弱。したがって、日本においても2月がピークで、2月下旬から3月上旬には下降方向へ向かうと言われています。そして、これが落ち着けば、いよいよコロナ禍も収束か‥というのが、我々の頭にある希望的な観測ですが、4月以降、本当にアフターコロナの時代が訪れるのでしょうか?

 

 細菌性の伝染病の場合、抗生物質投与 ⇒ それを上回る細菌に変異 ⇒ 強力な抗生物質の生成と投与 ⇒ さらに上回る細菌に変異 ⇒ ‥

という事態が繰り返されています。ウイルス性伝染病に比べると、変異と新たな抗生物質の生成の時間がかかるため、このサイクルは、5~6年単位で繰り返すことになりますが、ウイルス性伝染病の場合は、もっと速いサイクルになるはず。

 通常のインフルエンザなどは、過去に似たようなウイルスに罹ったことがある人には抗体が備わっているため、どこかの範囲で広がりが止まり事なきを得ますが、今回のように、過去にはあまり事例のないウイルスの場合は、世界中の人に抗体がありませんので、地球を何周してもなかなか止まりません

 特に今回のコロナウイルスは、一度罹った人間が、変異した株には何度も感染する事例が見つかっているため、何度罹っても、何十年間有効な抗体が出来ることはないのかもしれず、そうなると、いつまで経っても、この騒動が終わらない可能性もあります。

 「向こうの作戦」としては、高齢者や基礎疾患のある人間など、まず体力の弱い人類から『除去』をスタートその後は若い層にも効果があるような強毒性に変異したウイルスが、波状攻撃を仕掛けてくるのかもしれません。

 繰り返しになりますが、パンデミックというのは、地球の創造主「数が増えすぎた結果、地球のバランスを崩す原因となっている種族を、1/3とか、1/4まで減らすために起こしている事象」です。向こうも簡単には諦めるはずがありません。

 

 いつの時代でも、感染症と人類の闘いは「忍耐力」の勝負。すぐに我慢が効かなくなって、内緒で「首相官邸内の飲食パーティ」を繰り返しているようでは、この勝負、向こう側が優勢と言わざるを得ません。


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