まずはシンザン記念のレース回顧を。勝ったサンクチュエールはスタートで出遅れたものの、すぐに位置を取り直して、そのまま直線でプリンスリターンとの併せ馬の闘いを制して重賞初制覇。ここ10年で、シンザン記念を牝馬で制したのは、ジェンティルドンナとアーモンドアイだけなので、高い評価を与えないといけません。ただし、今の京都の重い馬場に向いていたことも事実で、それほど切れるタイプでもないため、クラシックでは勝ち切れない入着候補なのかもしれませんね。
さて、本日のフェアリーステークス。中山1600mというトリッキーコースでの3歳春の牝馬重賞ですので、何が起こるか分かりませんが、中山1600mの経験馬、特に12月以降の中山の経験馬に一日の長あり。ちなみに、9月の中山は野芝だけなので、府中以上に軽い馬場であり、9月の中山実績は、この1月の中山には、ほとんど参考にはなりません。
ということで、12月のひいらぎ賞を逃げ切った①スマイルカナの単勝で。今回も絶好の1番枠を引き当てましたので、ここは迷うことなく行き切ってもらいたいと思います。スマイルカナは、叔父さんのエイシンヒカリ同様、逃げてこその馬だと思います。