迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

特効薬の在処(ありか)?

2020-04-21 14:42:00 | 浮世見聞記
今や中止も同然な茶番大運動會の、負担金を巡る噂あり。



この御時世に、まだアレにこだわってゐるのがいたのか!──

真偽はさておき、驚き入って候。


もし本當に三千億圓も負担するなら、その分は休業強制させてゐる職種の補償に充てたら、と強く思ふ。




為政者がこの体たらくでは、「一層の自粛」など、ますます誰も聞くわけがない。


支那疫病の長期慢性化は、これで決まったやうなものだ。


これからはいよいよ、自宅軟禁の“ストレス発散”を言ひ訳に、つひ最近まで巷に溢れてゐた支那人旅行團の如く、一族郎党引き連れたのが方々に出没し、かつて観光地を悩ませてゐた「観光公害」と同じことを、今度はかうした自國民が繰り返すだらう。



支那疫病の諸問題もここまで混迷化すると、このやうな為政者のわかりきった愚策ぶりばかり責めるより、各々の『意識の在り方』こそが、事態収束への一番の“特効薬”となる。




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