令和四年最後の朝、窓を開けると向こふに鳥が木の實を啄む姿が映る。鳥たちに年を越すといった感覺はないだらうが、四季を越すといった感覺は、あの木の實を目印に体得してゐることだらう。令和四年最後の散歩で、令和四年最後の夕日を眺めながら、今年は何を得られたのか、結局よくわからないまま新しい年になるのだな、思ふ。手猿樂師としては、春にやうやく活動の再開が叶ひ、秋にも大いに發表の機會を得られて、それはそれで有 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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