今日も身近なところでヒトが熱中症で搬送され、私もさすがに疲れを感じさせられたこの季節、今を盛りに咲き誇ってゐるのが、ヒャクジツコウ、百日紅、さるすべりだ。
学生時代に読んだ三島由紀夫の「近代能楽集」のなかに“百日紅”といふ名詞が出てきて、それで読みともども覚えた花だ。
百日紅の“花言葉”は「雄弁」「愛嬌」などださうだが、私はどうも、この花言葉といふものが馴染めない。
もともと西欧貴族の言葉遊 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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