アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

陶芸5月作品

2005年06月01日 | 陶芸・版画
楽しみにして陶芸作品が先日全部で8点焼きあがりました。
本日はその中でもお気に入りの3点をご紹介しますね。
どれも型作りで成形し少々丸みを帯びたフォルムとなっていますが、釉薬の種類とそのかけ方を変えて2通りの作品に仕上げてみました。
まずは今回最も気に入っている写真左手前の角皿からのご紹介です。四つ角にゆるやかなカーブをもたせたフォルムのお皿にかけた釉薬は乳白の一種で、釉薬のかかり具合によって微妙な色合いを見せてくれます。以前ご紹介した陶器の額の時にも同じ釉薬を使用したのに不思議なくらい出来上がりの風合いが異なってとても面白いです。ご覧のとおり、全体的には淡いブルーを基調に、厚く釉薬がかかった部分は茶器に見られるようなユニークな肌合い、逆に薄い部分はオレンジ色に発色しています。淡いブルーとオレンジ色のコントラスト、自然にできた肌合いがとっても気に入っちゃいました。たまに食器棚から取り出しては眺めてニヤニヤしてる作品だったりします(^^)
残りの2点は、型をとって乾く前に白化粧土で刷毛目を入れ、素焼きした後、まずは白萩をお皿全体にかけます。ここからはやり直しのきかない一回勝負の釉薬流しかけです。今回は緑萩というとっても淡い緑色の釉薬と織部をスポイトにとり、思い切って流しかけしてみました。白萩の下に所々表情をのぞかせる白化粧土と御影石(のような)の斑点模様、さらに淡い緑と濃緑の色合いが重なって、全体として面白みのある作品に仕上がりました!和菓子や焼き菓子なんかをのせてみたらお菓子がさらに美味しく見えそう。はやく食卓に登場させる機会がきたらいいなぁ。
さぁて、6月はどんな作品を作ろうかなぁ。土鍋にもチャレンジしてみたいし(土鍋で炊いたご飯は美味しそう^^)、久しぶりに抽象的なオブジェも作ってみたいしなぁ。これからも自信をもってお見せできるような作品が仕上がりましたら順次プログにてご紹介しますね。

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