アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

陶芸7月作品

2005年07月28日 | 陶芸・版画
今月も新しい作品が焼きあがりました。
今回は焼きあがった4作品のうち3つほどご紹介しようと思います。
まずは一番手前の作品。こちらは直径25センチ程度の筒状の器(高さは3センチ程度でしょうか)の両端を若干持ち上げ変形させたものです。写真だと器の形状がちょっと分かりにくいかも知れませんね。釉薬は全体に今一番私が気に入っている白萩の一種をかけた後、緑萩を多方面から流しがけしてみました。白萩の自然な焼き具合とその間からのぞき見える土の地肌、うっすらと浮かび上がる緑萩の模様が特徴的な作品です(^^)
残り2点は同じ型から形をおこし、異なる釉薬をかけたものです。もともとの型は陶芸の先生が100円ショップで買い求めてきたとのことですが、同じ形でも陶器にすると全く違った印象を与えてくれます。左側はこれまたお気に入りの紅志野を二度にわけてかけたので(お皿が大きくて一度に釉薬をかけられませんでした)、二度かけされた部分だけがより濃いオレンジ色に発色しています。そして、その上からやはり緑萩を流しがけ。やさしい感じのオレンジ色と不規則模様の淡い緑(かなり白に近いです)との自然な調和感がでています(自画自賛^^)。
最後の写真右奥の作品は、テーブルの色とかなりかぶって(最近忙しくて写真撮影も少々手抜き気味...)見えづらいと思うのですが、まずは全体に黒マットで光沢感のないマットな地の色をつくり、その上から緑萩と銅青磁を流しがけして見ました。右側のほんのり白い部分が緑萩で左側のうっすらと青色に発色する光沢感のある部分が銅青磁です。自分で言うのもおこがましいですが、抽象画のような絵柄がミロの絵を思わせるような作品となりました。
かなり自己満足の世界なんですけど、月に一回の作品の焼き上がりが満足いくものだった時はなんだか嬉しくハッピーな気持ちにしてくれるんです。来月もこの調子で制作活動に励もうっと(^^)V

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