アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

『Eiswein(アイスヴァイン)』を美味しむ

2005年06月28日 | 美味美食
先日オークラホテル東京に宿泊した際に数年ぶりに美味しんだのが写真の『アイスヴァイン』(アイスワインとも)です。赤ワインとか白ワインはあんまり得意なお酒ではないのだけど、シャンパンやスパークリングワイン、デザートワインとして愛飲される貴腐ワインやアイスヴァインは大大大好きだったりするのです(^^)
アイスヴァインを初めて飲んだのは独身時代に二人で行ったピーロート・ジャパン主催のワイン会でした。確か10種類程度の様々なワインを試飲させてもらったのだけど、とにかく感動的だったのが最後に供されたカナダ産のアイスワインだったと記憶しています。試飲したワインはどれもその場で購入可能で、感動をとおりこすぐらい美味だったそのアイスワインは1瓶(365ml)1万円は下らない高級ワインでした。
そもそも『アイスヴァイン』(アイスワイン)とは、冬の早朝(気温は零下8度以下であること)、枝についたまま凍ったぶどうを収穫・圧搾して得られた糖度の高い果汁から醸造される甘口・極甘口のデザートワインで、ドイツ語で「氷のワイン」を意味するのだそうです。さらに、気温や果糖度、収穫場所、圧搾場所、生産場所などの条件が全て満たされていないと、『アイスヴァイン』と名乗ることは許されておらず、商標登録や特許の関係から、『アイスヴァイン』(又はアイスワイン)を商品名として使用できるのはドイツ、カナダ、オーストリアの3カ国だけに限定されてるのです。そう言われてみれば以前にご紹介した勝沼醸造の「アルガブランカ・ドース」には、アイスヴァインの名称は添えられていませんでした。
さて、この日美味しんだマイバッハの『アイスヴァイン』に関する商品の紹介を読むと、「天然の凝縮した甘味がとても美味しく、雑味は少なく、とても親しみやすいタイプで、甘いものが好きな人なら、アルコールが苦手でもデザートとして美味しく楽しめます。アイスヴァインは通常なかなか手の出ない高価なワインなのですが、このワインはとてもお手頃でお買い得。ぜひこの美味しい甘味を体験して下さい」とあります。確かに500mlで2500円程度のお値段ですからアイスヴァインの中ではかなりのお手頃品です。さすがに数年前に飲んだアイスワインの味や香りには到底適いませんが(昔の美味しい記憶を美化してるのかも...)、氷結したぶどうの天然の甘み(甘口)、うっとりするような上品な香り、食事とも相性のいい爽やかな酸味、適度なアルコール度(10%)などなど、どれをとってもそこそこに満足のいく品でした。
これを機に極甘の『アイスヴァイン』をいろいろと試してみようかなぁ。でも何かの記念日とかでないと、奥さんから雷が落ちそう... Uちゃんの1歳の誕生日にはぜひまた飲みたいなぁ~

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