徒然日記~A&Aクリエイション~

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三日月藩 乃井野陣屋館に行ってきました

2008年10月05日 09時37分21秒 | 国内旅行記
 
 
 先月、兵庫県三日月町(現、佐用町)にある三日月藩 乃井野(のいの)陣屋館に行ってきました。陣屋は江戸時代の政庁兼居所・蔵の総称です。城郭に比べて簡略化されており、行政・居住のみの機能しか持ち合わせていないものが多く、幕府直轄地の代官所や一般的に3万石以下の城を持たない小藩に置かれました。

 三日月陣屋は江戸時代には播磨(姫路)と因幡(鳥取)を結ぶ因幡街道沿いの要所にあり、(鳥取 - 用瀬 - 智頭 - 駒帰 - 坂根 - 大原 - 平福 - 三日月 - 千本 - 觜崎 - 林田 - 飾西 - 姫路)宿場町として栄えたようです。明治4年(1871年)廃藩置県により三日月県となり、その後、姫路県(飾磨県)を経て兵庫県に編入されました。

 by aran    A&Aクリエイション 

 <三日月藩乃井野(のいの)陣屋 佐用町公式ホームページより抜粋>
 元禄10年(西暦1697)、津山藩森家の改易に伴って、その分家である森長俊が三日月の地に移住。佐用郡や宍粟・揖保郡の一部を含む1万5千石の藩主となりました。以後明治までの174年間、乃井野地区を城下に、政治・文化の中心地として栄えました。陣屋(小規模の城主の居城)跡は、現在発掘調査を行なっており、堀や石垣など当時の様子が再現されつつあります。また、城下には当時の面影を残す町割りや武家屋敷が残っています。