先日のブログで東川町のキトウシ山に登った際、雪上にクマの足跡と思われるモノを見つけたので東川町の役場にメールで報告しておいたという記事を書きました。
キトウシ山はキャンモアスキー場があるし、家族旅行村として大規模なキャンプ施設や日帰り入浴施設「きとろん」もあるので1年中を通して人が多く集まる場所ですから、町としてもクマには細心の注意を払っていると思っていました。しかし、ネット情報をくまなく(ダジャレ?)探してもキトウシ山でクマを見たと言う話は今に至るもありません。
それで私の撮った写真はクマではないのかと思い、先日スノーシューに出かけた際に今や専門のネイチャーガイドとなっている愛称「隊長」に写真を見せたところ、やはりクマだということでした。そもそもあの山にクマがいることは関係者は知っていて、彼が参加しようとしていたトレイルランニングの大会がクマの影響で中止になったこともあるということでした。
そういうことなの?では私の情報など何の役にも立たないことだったのでしょうか? いや、そうではないでしょう。私の情報提供などはどうでも良いことですが、町としてはクマ注意の情報をネットに上げるなり、下の写真のように同じく多くの訪問客がある旭山動物園裏の旭山のような看板で訪問客に注意を促すべきでしょう。
何もないから下の写真のように民間人が作っているキャンプ情報でキトウシ山は安全という誤った情報を出してしまうのだと思います。
東川町は写真の町宣言や旭川家具などのデザインを誇る町であり、建築家の隈研吾氏とコラボした街づくりで人気のある町です。私達も好感を持って見ていました。しかし、このクマ対策は残念です。町の人気に陰りを与えるような情報を制限しているのではと勘ぐってしまいます。この先どうするのか様子をみてみたいと思います。
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